トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

池田山 (924m 池田町) 2015.6.28 晴れ 2人

大津谷登山道入口(9:04)→登山口から1km地点(9:42)→三角点(9:53)→登山口から2km地点(10:18)→林道終点(10:31)→車道横断(10:42)→広場・トイレ(11:04)→森の駅(11:16)→池田山山頂(11:32-11:39)→森の駅上部のベンチ(11:50-12:58)→森の駅(13:08)→広場・トイレ(13:14)→ハンググライダーフライト場(13:34)→林道終点(13:47)→三角点(14:11)→大津谷登山道入口(14:50)

★10月10日に池田町の池田山に登ってきました。
★今回は、初めて大津谷新道を利用。
★ボーイスカウトのキャンプで賑わう登山口に駐車して出発。
★獣害防止柵を開けて人工林の急斜面をジグザグと登りました。
★人工林を抜けて明るい展望地を通過。
★登山口から1km地点を通過し、急緩繰り返しながら再び人工林へ。
★三角点から右に方向を変えて、浅い谷沿いに歩いて2km地点へ。
★プラスチック階段を登り切り、未舗装林道を経由して車道に出ました。
★ここから従来の登山道に合流して森の駅へ。
★伊吹山など大展望を楽しんで池田山山頂を踏みました。
★森の駅上部のベンチで昼食。
★オオウラジロノキやズミ、ヤマグリ、ドングリなど地面に落ちた実を楽しみながら、秋の里山を楽しんできました。


 池田山は過去2回登ったが、今回は昨年10月に出来上がったばかりの大津谷コースを登ることにした。霞間ケ渓登山道が従来のコースであるが、新道は霞間ケ渓登山口より北にある。山麓道路沿いに車を走らせると登山口の大きな看板が目に入り、ここを山側に入ったところに、未舗装の駐車スペースがある。10台くらいは停められそうだが、この日はボーイスカウトのキャンプが行われており、駐車場は満車。入口の路肩に停めようかと思っていたところ、ボーイスカウトの方が車を移動させ駐車スペースを提供していただいた。感謝! 

 キャンプは古墳のある広場で行われており、テントがいくつか設置されていた。ここの駐車場がいっぱいの時には、すぐ北側にある大津谷公園の広い駐車場を利用するといいと教えてもらった。大津谷公園の駐車場から人工林の中の近道を通ればすぐに登山口に行くことができるとのことで、下山時に確認することができた。

 靴を履き替えて駐車場の奥まで歩き、大きな案内板で今日のルートを確認する。この登山道は平成26・27年度の「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用して整備されたと書いてある。案内板を後に山に向かうとフェンスに突き当たる。右に伸びる狭い舗装道路は大津谷公園の駐車場への近道である。

 「8月に熊の目撃情報あり」の看板を見ながら、獣害防止のフェンスのクサリを解いて登山道に入る。真新しい看板の矢印に従って人工林に踏み込み、大津谷登山道終点まで2.84kmの標示を見る。この先、終点までの距離標示が随所に設置してある。

 急斜面に間伐材で土留めした道がジグザグと続いており、高度を上げると尾根の道となり、きつい傾斜を登る。まだ作られたばかりであることから、道らしくないようなところもあり、ザレて滑りやすい。一気に登り切ると天然林の尾根となり、傾斜は緩やかになった。

 プラスチック階段を登って始点から0.62kmの標示を通過して再びプラスチック階段を上って登山口から30分ほど歩いたところで明るい尾根に出た。北東の一部が開けて展望がある。ここで衣類調整。シダの草むらを抜けて明るい尾根を歩く。後方が開け、遠くに高賀山が望めた。

 樹林帯に入り、始点から1km地点を通過。右に浅い谷を見ながら登って、その先で溝の道となる。再びシダが群生する明るい灌木帯を通過し、人工林の中を緩やかに歩くと、道は右に直角に曲がりその角に三角点があった。523.5mの三角点のようだ。このコースの半分くらいの地点であり、まだまだ先は長い。

 両脇に間伐材が並べられた道を歩くと、左側に浅い涸れた谷が現れ、谷に沿って歩く。この先で左に谷を渡って、天然林の中、プラスチック階段を登り落ち葉を踏んでいくと、人工林に入る。ヤマグリが散乱する道を歩き、始点から2km地点を通過。急斜面の階段を登ってなだらかになると未舗装の林道に出た。

 林道の終点となっており、林道は最近整備されたようで新しい。林道を歩いて行くと、右前方に大きなアンテナが見える。大津谷登山道開通を記念して植樹されたサクラを見ながら車道に出た。ここまでが大津谷新道である。どの辺りに出たのかよく分からなかったのでGPSで確認すると、パラグライダーのフライト場のすぐ上にいることが分かった。

 フライト場には下山時に寄ることにして、車道を横断して茶色のアンテナ施設を右に歩くと、霞間ヶ谷登山道と合流。ここからは以前に歩いた道である。土手のような尾根の道を歩くと、林道から見えた大きなアンテナを通過。アンテナの横からこれから向かう池田山の山頂を見ることができた。

 尾根からは東〜南の展望が素晴らしく、パラグライダーが優雅に宙を舞っている。林道のような広い道となり、下っていくと地面にたくさんのオオウラジロノキの実が落ちていた。久しぶりに出会った果実だ。車道を横断して遊歩道を抜けるとトイレのある広場に出る。トイレに寄って、東屋の脇から山道に入る。

 溝状の道を、先行のファミリーを追って歩く。この辺りにもたくさんのオオウラジロノキの実が落ちていた。車道を右下に見ながら、すぐに森の駅に到着。広い駐車場は展望地となっており、南には南宮山や養老山、藤原岳、御池岳、鈴ヶ岳、霊仙山、西には伊吹山が望めた。車道を横断し、ベンチで休息するファミリーを後に、池田山山頂に続く山道に取り付く。

 ジグザグと登って、ベンチのある広場を通過しなだらかな尾根を行く。この辺りにはズミの木が多く、赤い実がたくさん実っていた。鉄塔巡視路のある分岐は、案内に従って右に折れ、ヒノキの林を歩くと前方に木製の展望台が現れ、池田山山頂に到着。

 昨年訪れたときには、展望台が朽ちて危険なことから立ち入り禁止になっていたが、その後修繕されたようで、展望台に上がることができた。周囲の木々が大きくなり、展望は今一であったが、それでも濃尾平野を望むことができる。追い抜いたファミリーも登ってきて、展望台は賑やかになった。

 昼食は、ベンチのある広場まで戻ってとることにし、三角点の前で記念写真を撮って、登って来た道を下った。ベンチのある広場では、1組の夫妻が昼食中。我々も、丸木をテーブルにして昼食にする。メニューは実家の祭りの餅撒きで拾ったお餅をおでんに投入。最後はご飯を入れて雑炊を作った。

 ベンチの周りには無数のオオウラジロノキの実が散乱しており、この山にオオウラジロノキがたくさん自生していることが分かった。一握り拾って、下山後、オオウラジロノキ酒を仕込んだ。藤原岳や御池岳を見ながらゆっくりと昼食を楽しみ、登ってきた道を下った。

 帰路、ハンググライダーフライト場に寄ってみる。いつ来てもここからの展望は最高。グライダーは飛んでおらず、芝生の上で気持ちよさそうに寝転んでいる人がいた。展望地を後に、車道から林道に入り、大津谷に向かって登ってきた道を下った。駐車場に着くと、ボーイスカウトのキャンプは終了しており、閑散としていた。

 大津谷コースは開通したばかりで、登り始めの人工林の急斜面はスリップしやすく、下りでは要注意。他に危険なところはなく、距離標示の案内板が随所に設置されており道に迷うことはない。霞間ケ渓コースは車道に出合うまで単調な登りが続くが、大津谷コースは展望地もあり霞間ケ渓コースよりも変化に富んでいると感じた。

 今回の山歩きで、池田山にオオウラジロノキとズミがたくさん自生していることを発見できたことが大きな収穫だった。オオウラジロノキ酒の出来上がりが楽しみである。
★池田山からの展望と植物

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