トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

舟伏山 (1040m 山県市) 2017.11.12 晴れ 6人

登山口駐車場(8:20)→桜峠(9:01-9:08)→みのわ平手前平坦地(9:34-9:40)→舟伏山山頂(10:35-12:41)→小舟伏(13:00-13:11)→展望地(13:28)→根尾分岐点・石仏(13:42)→林道(14:18)→登山口駐車場(14:26)

<参加者> TOMUさん、KEIさん、NABEさん、YAMAさん、RAKU、RAKU-N

★11月12日に山県市の舟伏山に、いつものメンバー6人で登ってきました。
★駐車場から時計と反対周りに東コースへ。
★人工林はきれいに伐採されており、以前とは全く違う雰囲気の道を、セピア色の舟伏山を見ながら登りました。
★尾根に出て、桜峠で休憩。
★落ち葉で埋まる急斜面のトラバース道を慎重に歩いて「みのわ平」へ。
★カエデやシロモジなど紅葉最盛期の美しい天然林に大感動。
★再び急斜面をジグザグと登って舟伏山山頂に到着。
★山頂からは青空の下に広がる美濃の山々や光る伊勢湾を望むことができました。
★広い山頂でいつものように大盛り上がりのランチを楽しんで、西コースを下りました。
★4回目の舟伏山ですが紅葉の時期は初めて。全員、大満足の山歩きとなりました。

 秋、紅葉の時期の舟伏山はまだ登ったことがない。登山部の11月例会は舟伏山を選んだ。7年ぶりの舟伏山であり、最近、東コース登山口付近の人工林が伐採されたことから、その状況も見たい。

 7人参加で登山口となる「愛の森」を目指す。国道418号線を北西に走り、谷合の山県市美山支所手前から神崎方向へ北上。神崎集落を通過したところから、左折して夏坂林道の舗装道路を谷沿いに走る。
 
 紅葉の時期であり、駐車場には何台かの車が駐車してあると思ったが、我々が一番乗りだった。また、人工林が全て伐採され、以前のイメージは全く無い。明るくなったが荒廃した風景で、緑が無いのは寂しい気もする。
 
 駐車場に設置してあるトイレの横で登山届けを書いて出発。伐採されており、山の地形が良く分かる。伐採地の左尾根上部に1本の立木が見え、その木に向かって道がつけられている。

 登山口から、まずは谷の右側を歩き、丸木橋を渡って人工林の中をジグザグと登る。駐車場が見下ろせ、人の姿が確認できた。右山でトラバース。木が無いので滑り落ちそうな恐怖感を感じる。左側には、朝日に照らされてセピア色に染まる巨大な舟伏山が堂々と横たわる。伐採前には見られなかった光景だ。
 
 正面に駐車場から見えた1本立木が近づいてきた。伐採地の尾根に出て、駐車場を見下ろしながら、時計回りに尾根を乗り越す。道幅が狭く、ロープが張ってあるところもあった。
 
 右山で登って人工林に入り、尾根に出て、その先で尾根の左を歩いて再び尾根に出ると、右側に紅葉し始めた天然林が現れ、さらに人工林の中を下っていくと、石垣の上の石仏に突き当たる。ここが桜峠であり、最初の休息をとる。
 
 衣類調整をして出発。スギ林を登って左方向に向かって天然林のトラバースが始まる。急な斜面につけられた細い道は、散ったばかりの落ち葉に埋まっている。土砂が崩れて、道が消えかけているところもあり、滑落しないように山側に重心を移して慎重に歩く。

 この辺りの紅葉はまだ始まったものが多く黄色が主体。紅葉を楽しみながら天然林の急斜面をジグザグと登ると、一旦、斜面が緩やかになるが、再びジグザグの道となる。折り返してさらに登る。地面には様々な落ち葉が積もっており、ピンク色の枝が落ちている。「海草サラダのよう」とYAMAさん。ガマズミの実の落ちた軸に似ており、きれいな色をしている。
 
 稜線が近づき、ジグザグと登って落ち葉の積もる平らな場所に出たところで休憩。周辺のカエデ類が赤や黄色に色づいて美しい。紅葉をバックに記念写真を撮って歩き始めるとすぐに「みのわ平」を通過。

 一旦下って登り返し、再び斜面のトラバース道を歩き、草付の展望地に出た。赤い実をたくさん付けた植物はハダカホオズキだろうか。それに交じってホオズキが赤い実をつけていたのには驚いた。人為的に持ち込まれたものであろう。
 
 展望地で金華山など山の同定をしながら南側の素晴らしい展望を楽しんで天然林の林へ入る。この辺りも最高の紅葉で、写真を撮りながら歩いた。
 
 谷状のところで「水溜り場」の標示があり、NABEさんが偵察。水たまり場への分岐で折り返して急斜面をジグザグと登り、平らな場所に出て休憩。この辺りまで登ってくると木々の葉はすっかり散って、ブナなどの木々が真っ青な空に向かって銀色に立ち上がっている。初冬の雰囲気を味わいながら、一面の落ち葉を踏んで歩く。
 
 落ち葉で道が消えているところもあるが、どのようにでも歩ける。「ハリキリ」など樹木名の標示や石灰岩地帯特有のカルスト地形を見ながら、気持ちのいい林を歩くと、前方が開け、広い舟伏山山頂に到着。
 
 誰もいない山頂で、まず記念撮影。山頂には、「山県市名山めぐり」の看板があり、「山県さくら」のアニメが描かれている。舟伏山、釜ヶ谷山、相戸岳の3山が山県市の名山のであり、3山を制覇すると記念品がもらえるようだ。
 
 南側が開け、遠くまで展望がある。ここでも山の同定をして、その後山頂の一角で昼食にする。毎回、食材を適当に持ち寄って調理するが、今回は3人がワンタンと厚揚げを持参し、偶然が重なったのには笑えた。
 
 ウインナーやサーモンのホイル焼き、稲庭うどんなど豪華な食事とデザート、コーヒーのフルコースを楽しんだ。昼食の間にいくつかのパーティが山頂に到着し、賑やかになった。
 
 長い昼食の後、帰路は西コースを下ることとし、山頂を後にする。急斜面を、正面に小舟伏山を見ながら下り、水平な道を歩く。小舟伏山頂を通過した辺りで稜線を離れる道を探したが、見つけられずに次のピークまで行ってしまった。引き返して探すが、落ち葉に埋もれて道が分からず、GPSと地図を見比べて位置を特定し、ようやく道を見つけた。
 
 標識といくつかのテープが付けられていたが、標識は尾根を直進してもおかしくない方向に矢印が書かれている。落ち葉が積もるこの時期には道が見つけにくくなることから、矢印を折り曲げて書くなど、標識はしっかりしたものがあるといいと思った。
 
 ここから急斜面につけられたジグザグ道の下りが続く。カエデ類の色づいた葉が晩秋の低い太陽に照らされて美しい。ジグザグ道はかなり急で、落ち葉の下がぬかるんでいるところもあり、足をとられることもあった。
 
 後方のパーティに道を譲り、ゆっくりと滑らないように下る。展望地を通過して、さらに下り、石仏のある根尾への分岐点へ。石積みの小さな岩屋の中にあるはずの石仏がなくなっているのに驚いた。
 
 左方向へトラバースして、人工林に入る手前の道は一層狭く慎重に通過。シカの皮剥ぎ防止に細いビニールロープが巻いてあり、木の幹にロープが食い込んでいる。ロープが劣化するよりも木の生長が早いようだ。
 
 人工林の中を10分ほど歩くと谷に出た。谷川を右左に渡りながら歩き、橋を渡って林道へ。スギの枯れ葉が散乱する林道を歩いて「愛の森」到着。駐車場に戻って、下山届けを提出し、紅葉の山旅を終えた。
 
 秋の舟伏山は素晴らしい。この時期、紅葉は天下一といっても言いほど美しい。トラバース道が多く、狭いところや滑りやすいところがあり要注意。また、小舟伏から稜線を離れる場所を見落とさないように。
★舟伏山からの展望

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