■フルパワー化の季節です〜【CB900 HORNET】 ■ 【国内仕様&輸出仕様】 えー、ご存知の通り、ホーネット900は国内仕様と輸出仕様があります。 金額差はトータルで20万差もあり、買う時は無条件悩む必要もなく国内仕様でした。 違いは何かといえば、最高出力が国内88馬力、輸出110馬力。 国内は180km/hリミッターがあり、メーターも180km/hまで。 輸出は当然リミッターなんぞなく、メーターも260km/hのフルスケール。 あとひとつ、最終減速比(二次減速比)が違う。 つまりドリブンスプロケットの歯数が違う。 国内が40丁、輸出は43丁。ドライブスプロケットはどちらも16丁。 つまり、国内の方がトップスピード重視、輸出が加速重視。 国内仕様はいろいろな規制があり、排気量ごとに最高出力が規制されています。 例えば、250ccクラスは40馬力。 400ccクラスは53馬力。 オーバー750ccクラスは100馬力。 てな具合に。 国内車がメーカー問わず、似たような馬力になっているのはこのせいです。 で、規制は100馬力なのに、 900ccも他の排気量に合わせるように88馬力に押さえられてます。 まぁ、900で100馬力。1300ccでも100馬力じゃ1300は売れません。 ホーネット900の場合はエンジンの中身、カムシャフトなんかも国内、輸出ともに共通。 違うところは、吸気口とエアクリーナーに詰め物があり、マフラーの出口もしぼってあり、 それでパワーを押さえてあります。 一応、低回転域にパワーを振っているみたいです。 まぁ、簡単に言えば、マスクされて酸欠状態で走らされている状態か。 それじゃ本来の能力は発揮できません。 で、低速域にパワーを振っているので、わざわざスプリケを最高速重視にしているのか。 これはおかしいと思いませんか? 日本よりずっと平均速度が高い米国、欧州が加速重視。 ただでさえ渋滞、速度規制で平均速度が低い日本に最高速重視。 逆じゃないですか、普通。 前に別のところで書いたが、どうも低回転域(2000回転以下)の乗り心地が良くない。 パワーがあってもギクシャクされたらダメダメ。 もっと加速重視=同じ速度でも回転域をあげればイイのでは? 輸出仕様が本来の姿ではないのか? ![]() '04/02/28 |