マザーブレイン内部
マザーブレイン それはデスペラードをことごとく自動化するために作ったシステムである。バイクのあらゆる情報をライダーに伝えライダーとデスペラードのインターフェースの役目をはたしているのだ。4機ものCPUから構成されている。右下の液晶ディスプレイに情報が表示される。写真は電圧計モードである。
持っている機能
@キースイッチONで Desperado400X Start Engine! と表示される。ただそれだけ。
A走り出して約3分後にブザーと共に Engine Warm Up Complete メッセージが表示される。俺は冬に良くチョーク引きっぱなしで走行して、約3分後に元に戻してるけど、このメッセージによって、戻し忘れを防止してくれる。
B電圧計 数字で電圧表示するモードと、バー表示されるモードの2種類が用意されている。
もっとセンサをたくさん付けて専用のアンプを作ればもっとたくさんの機能が増えるだろうね。
これが液晶表示ユニット。文字の表示やブザーを制御して、ライダーに情報を伝える。液晶の下にあるのが、超小型マイコン。本体から通信で送られてきた表示データを解析して、液晶ディスプレイをドライブするようにプログラミングされてる。シリアル通信をしているため、本体と液晶表示ユニットはたった3本の配線のみで制御できるねん。省配線やね。極限まで小型化するため、部品の実装にプリント基板は使っていない。
液晶、マイコンをケースのなかに入れた。極限まで小型化したよ。
これがマザーブレインの本体部分。CPUはここに3機搭載されてる。CPU同士のデータ交換もシリアル通信している。全体を制御するマスタCPUと、デスペのセンシング専用CPUがある。アセンブラとゆうプログラミング言語で開発し、専用の装置でCPU内部にプログラムを書き込んでいる。
パッシングスイッチの横にはスイッチがある。メニューセレクトスイッチなのだ。たった1個のスイッチしかない。しかし、これは1回クリック、2回クリック....とクリック回数を検出できるようになっているので、たった1個のスイッチで複数のスイッチがあるのと同等のコントロールができる。液晶モニタを見ながら色々なメニューに切りかえる。
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