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雅楽

明けましておめでとうございます!

さてさて、新しい年になりましたね。いつも年が明けると、大して努力も練習もせ〜へんクセに、ちょっとは成長したかな?とか期待込めて考え……てました(←努力してないんだから成長してるわけないっちゅうの!)。去年は、この甘い考えを少し改めたので、いい年になりました(ヤッタ!)楽友に音変わったね、とか先生からも、ちょこっとお褒めの言葉をもらったり。この年で普通に生活してたら、褒められることなんてないので、素直に嬉しいですよ、とっても。しかし、注意される回数も半端なく多かった〜。でも吹いた後、何も注意される事も無く、無言でスル−されるより断然いいケドね。何も言われず、次の人に回った時はすんごくテンション下がるわ。そして、今年は龍笛を心静かに吹けそうかなぁ、と思っています。今までは、心の中がザワザワして、落ち着かなかったんで。。

しっかし、相変わらず雅楽は難しい(>_<)。芝先生がO会の演奏会時に『この年になって、ようやく雅楽がわかるようになってきました』と、笑顔でおっしゃったのを聞いて、私は座ってた椅子からずり落ちそうになった事があります(((゚Д゚)))プルプル。笛の名手で、現代雅楽の最高峰にいる方でもこうだったら、この世の中に本当に雅楽理解出来てる人っていないに等しいですよねぇ。まぁ、芝先生もウケ狙いも含め、冗談でおっしゃったんでしょうが……。しかし、理解できなくても雅楽を演奏することが出来て、一般人でも雅楽を楽しめるんですからすごい世の中ですよねo(^-^)o 母上、この時代に生んでくれて感謝!

雅楽を全く知らないのに龍笛を吹いてた時期は、ホンマしんどかったな。。。苦行に近かったよ、ほんと。龍笛吹き初めて、三年ぐらいは【なぜ・どうして病】に陥り、当時教えていただいてた雅楽会の会長さんに、質問攻めにしてた。何か法則性を見出して、少しでもわかろうとしたんよなぁ(教習所に通ってる時、教官によく『法則性を見つけようとしてるやろ?車の運転に法則性なんてないから、その時々で臨機応変に対処せなあかんで』と言われた。何か法則性を見つけ出そうとするのは私の癖なのかも……)。

先生には、技術的な事は懇切丁寧に教えてもらえましたが、真剣に私の質問に答えてくれる事はありませんでした。というか、雅楽に答えなんてないような気がするので、さぞかし先生も困ったことでしょう。先生が言ってたのは『深いこと考えんと。そんなん考えたらあかん』とか、『昔から、そうゆうふうに決まってるんやからしゃぁないんよ、、、』とか、そんなような事を言われてました。当時の私は“”が増える一方で、なんやわかったようなわからんような感じでした。

でも、今はそれでよかったんだと思います。雅楽は理解するものじゃなくて、体で覚えるしかないと言う事を、先生は知ってたんですね。私も、何年もかけてやる事によって、なんとなくわかった気になれた気がするだけでいいんですよね。(相変わらず変な日本語でスイマセン、、、)。時間をかけて、受け継がれたものを私のような一般人が、理解しようとする事自体、おくがましいというものですし。雅楽を始めて十年目に突入する私が最近ようやく感じる事、それは、雅楽はミラクルな世界だからこそ奥が深い。こんな事を思うと、笛に入れる息も楽しくなるのです( ^ω^)ウキウキ


【文章追加と写真変更007.11.01】

笛ちゃん

 ― 私の笛ちゃん ―

最近ネットでご自分の笛を公開してる人多いですよね、という訳で嬉しがりな私も真似してみました。私の竜笛と高麗笛は神宮元楽長
N先生のモノです。特に竜笛は朱くて丸っこくて特徴のアル笛です。この笛は神宮元楽長N先生が作ってる笛だけあって、
神宮の講習会でよく見かける笛。そして、もう一本は神宮元楽長O先生の龍笛です。普段は、神宮元楽長N先生のものを使ってます。

初心者の頃から3年ぐらいはプラ管を吹いていたので、一番長いモノで7年吹いてます。名前は無いです。

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