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かぐや姫の夕べ

身内事ですが、今年も大阪府島本町の竹工房さん主催の、<かぐや姫の夕べ>の季節が、やってきました。このイベントは、今年で7回目で、毎年お声を掛けていただいています。本当に、有難い事です(*^^*)。うちの雅楽会の、恒例イベントとなっている、<かぐや姫の夕べ>ですが、毎年違った趣向で、雅楽を楽しんでいただけるように、会員一同頑張っています。なんせ、やってる人間でも眠たくなる音楽ですからね、、、雅楽って(^^;)。去年は、舞楽の陵王をしましたので、陵の装束の着付けをお客様に、見ていただきました。その前は、<雅楽体験コーナー>を、つくってお客様に、体験してもらったりした事もあったなぁ。。なにせ、弱小雅楽会なもので、やる事が限られちゃうの。

他の雅楽会の方々は、この様な催し物の時に、どんな事に気を使ってるかとか、こんな事をしてお客さんに喜んでもらってるとか、いい案がありましたら是非、ご伝授ください(正直どんどんネタが尽きてきてますねん)。今回は神楽の『豊栄舞』と、舞楽『蘭陵王』と、管絃2曲。そして、懐かしのメロディー【童謡を何曲か吹く】でした。今年の神楽は、『豊栄舞』をしたので、島本町の町花である<山吹>を、榊の変わりに持って舞いました。舞台の前には、榊をたて、いつもと違った豊栄舞になったと思います。(話が飛びますが、なんで京都で神楽で浪速神楽を舞わいのかな?私は少なくとも京都の神社で浪速神楽を見た事がないし、教えてもらった事が無いの。大阪や兵庫の阪神地域は、結構、浪速神楽メジャーですよね。。。京都が、浪速じゃないからでしょうか??不っ思議だな〜〜〜。)

陵は、私が舞ったんですが、下手くそすぎて舞ったとは言わないかも、、、えっと陵に似た体操?・・・・・・( ̄□ ̄)。素人なんで、上手く舞えるとは、はなから思ってません←こうなりゃひらきなおりだぁ!でも、やだやだ、、この舞を雅楽経験者が、見ていないことだけ祈ってます・苦笑。管方で、龍笛吹いてる方がどんだけ気楽か。舞を舞わせていただけるのも、勉強と思って、ヘタなりにがんばってんねんけど、先生曰く、変なクセがついてるから直すの難しいらしいo(>_<)o。どうすんねん私。。。。

懐かしのメロディーは、故郷・古城の月・我は海の子・黒田節・赤とんぼ・旅愁・幸せなら手をたたこう、の七曲。
篳篥さんが言うには、『篳篥は音が6つ?しかないからむずかしいのよ〜』と言うことで、ほとんど笙と龍笛メイン。

<故郷の楽譜はこんな感じ↓>

うさぎお いしかのやま 
下下下六 テ六テテ五上

こぶなつ りしかのかわ 
五上夕テ 五テ六六中下

ゆめはいまもめぐ りて  
六下六上下六テテ五テ五夕上 五テ

わすれが たきふるさと  
上上上下 六テ五五六下

  <神宮元楽長N先生>  

0 山吹をもって豊栄舞0陵の面0 0 0   うさぎおいし かのやま  
    六六六テ五テ 五五上夕 

こぶなつりし かのかわ  
五夕中五上五 テテ下六

ゆめはいまも めぐりて  
テ六テ夕六テ五五 上五上中夕五上五

わすれがたき ふるさと  
夕夕夕六テ五 上上テ六 

<神宮元楽長O先生>

同じ曲でも、先生によって音のおこしかたが、マチマチ。笛だけで、吹くのだったら右の楽譜がしっくりきますが、三管で合わすので
したら左の楽譜が良いです。今回は、笛だけで吹くので右の楽譜で吹きました。こちらは、高麗笛で吹いてもいい感じ。
毎年、行われている『かぐや姫の夕べ』は、おとくに雅楽会HPでも御覧いただけま〜す。


【ここから下は、2007.08.26に追加】

かぐや姫の夕べ』の様子

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毎年、大阪府島本町で夏に行われる、『かぐや姫の夕べ』の様子。
催しが行われる前の、準備段階の写真ですが、少しでも雰囲気
だけでも伝われば
……、と思い、写真アップします。

暗くなってからの写真が無いのが残念、本当はもっと素敵なん
だけどなぁ。。。流石に、本番中には写真撮れません。
青竹を使った竹灯ろうは、約500基並べられています!

←2006年の様子。とてもいい感じでしょ?

■   ■   ■ 

下は、『かぐや姫の夕べ』でいつも、お世話になっている、主催者の竹工房さんの活動パネル。
竹は島本町の特産で、竹工房さんは地元の市民グループです。
竹資源の活用、里山保全や竹細工学習指導などの活動を通し、地域住民との交流をされています。

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活動パネルの拡大↓

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