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8.冬の生活


暑いのも寒いのも苦手なハムスター。そんなチビックの冬の生活です。

秋も深まり、次第に寒さが厳しくなってくると、チビックは丸くなっていきます。餌をたくさん食べて太っていくのです。その姿を見て、私の母は「ぼたもち」と呼ぶのですが・・・。

イラスト:Bisukoまんまるチビックイラスト:Bisuko

チビックの冬の布団は、私のお気に入りのムートンの手袋でした。どこかで片方無くしてしてしまい、片手だけになった手袋を分解して、敷布団をつくりました。ムートンなのでそれだけでも暖かいのですが、手袋の下にハンカチで包んだ使い捨てカイロを常に入れておきます。そしてケージの中にいつもティッシュを数枚いれていました。チビックは、ティッシュを自分の寝床に持っていき、うまい具合に丸くして、その中で寝るのです。ティッシュは掛け布団ってとこかな?

特に寒さが厳しい日は、1日中オイルヒーターをつけっぱなしにしていました。
オイルヒーターは電気だし、空気も汚れないし、火事の心配もないから大丈夫!

そして私が部屋にいる時は、ホットカーペットの上にケージを置いていました。これで少しは暖かかったかな?

実際、それで快適だったのかはわかりませんが、元気に冬を過ごしました。

私は冬生まれ。誕生日には必ずケーキを食べます。そして、チビックにもケーキのおすそわけをします。量は少しなのですが、おいしそうにケーキを食べるチビックを見るのが、ささやかな私の楽しみでした。

【ハムスター豆知識 ・・・ 野生のハムスターは寒くなると擬似冬眠して、春を待ちます】

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