ユーザ車検

’01.01.05(金)  晴れ

新年早々車検だ。
これだけバイクに乗っていても、私はバイクの車検を受けたことがない。

初めての経験だ。それなのにユーザ車検挑戦とはいいのかとも考えていた。
改造しすぎて車検どころではなかったり、思えば車検に良い思い出はない。

年末最終日(12/28)に申請用紙を購入した時、車検ラインを見学している。
かねてより聞いていた[車検ライン]という言葉に、
非常に細長くいくつもの検査装置をかいくぐっていくイメージがあったのだが、
見てビックリ。

何だコリャ、これが車検か?こんなことで昔は10万円も取ってたのか?
こんなことのために自分は長い間、2スト250に乗ってたのか?
と思うようなお粗末なものであり、今までの勘違いに悲しくなった。


車検当日は事前に全ての申請用紙に見本通り記入しておいたものを、
ジャンパーの腹の中へしまって出発。

予約は12/24に電話で本日の最後の4組(14:30頃〜)に
たった一人空きがあったので、入れてある。

普段からほとんどの整備は自分でやってるので、
落ちることは100%ないと思ったが、光軸だけは自分で調整できなく、
しょうがないので車検場の向かいにあるテスター屋さんへ午前中に入る。

この時11:25
年末に事前にテスター屋へ寄ったところ、
正月明けということで14:00には店を閉めてしまう予定らしかったので、
ちょっと早目に入ったのである。

事前にテスター屋から4組予約でも空いてる昼一を狙えばやってもらえるとも聞いていた。
私の2灯ライトを調整しているおっちゃんが
「11:27かあ、あと3分だけど急げば午前中に入れるかな」と言い出した。
は?予約は午後の4組ですよ。「関係ない入っちゃえ。」

よしそれならと、走って受付カウンター8番窓口へ書類を提出。
受付で1人しぶい顔をしていたが、もう1人から「ラインも空いてるし、やっていいよ」
と言われ、ダッシュでバイクに乗り、ライン手前5mで止まる。

検査員が近づいてきて、検査がはじまった。
エンジンをかけて、ライトをハイとローを切り替え、
ウインカー右左、ホーン、後ろからもう一度ウインカー右(左は検査員も忘れたようだ)、
前後それぞれのブレーキランプ。

エンジン止めてバイクから降り、金槌であちこちのボルトを軽くコンコン叩かれる。
OKと言われ、申請書にハンコを押されラインへつける。
は?それだけですか?ここまで所要時間3分


ライン手前で検査員が「わかりますか?説明しましょうか?」と言ってくれたが、
一度見てるので大丈夫と言って、せっかくだから1人でやることにする。

ラインへバイクを入れる前に私のRは2灯なので、
2灯のスイッチを押してからラインへ入った。
(スピードメータの検出が前後輪どちらかのスイッチもあるが、
通常は前輪なのでそのスイッチが光ってることを確認してラインへタイヤを入れる)

ラインといっても
床にバイクのタイヤが入る深さ10cmくらいの細い溝が5mほどあるだけだ。

まずはじめに回転ドラムへ前タイヤをのせ、電光掲示板の指示にしたがって、
フットスイッチを踏んでスピードメータ測定の開始。

ニュートラルへ入れてフットスイッチを踏んだまま前輪が回り始める。
スピードメータが40kmを指したところでフットスイッチを離す。
電光掲示板に合格合図の「○」が出る。一安心。

何せスピードメータなんて合ってるかどうか試したことないので
どんなものかと思っていた。それとノーマル130/60−17なのに、
私は120/70−17へ変更しており、
ちょっと外径が小さくなってるのは影響するのかなとも考えていたが関係ないようだ。

次はブレーキ検査。
スピードメータ測定のドラムに前タイヤをのせたままフロントブレーキをかけて
回転ドラムの抵抗を測ってるようだ。当然「○」
少し進んで、リヤタイヤを先ほどのドラムへのせ、リヤブレーキ。これまた当然「○」

最後はラインの一番先端の停止線へバイクを停めて光軸検査。
ラインの中央からかなりタイヤがずれて端にあったが、
左右からタイヤをはさまれて測定開始。

自動でガラス張りの箱が動いてきて、
ハイビームの2灯をそれぞれ検査し、これまた事前調整しているので、「○」

ラインからバイクを出して5m先のボックスへ申請書を入れると、
ガコッとハンを自動で押される。ここまで所要時間10分弱。

申請書を持ってすぐ裏の総合判定カウンターへ提出。
ここでの所要時間30秒弱。
次は7番カウンターへ行って上4枚の書類を出してくれと言われる。

走って事務書の7番へ向かう、
事務所の休憩が11:45〜で受付はその時間で終わりだ。

走って入り11:45。書類4枚を出して、
その場で車検証とステッカーをもらって完了。
ここで1分。ぎりぎり午前中に間に合い、合計16分で車検証までもらって完了。

ただこれだけである。
一度下見してバイク屋のおじさんがラインへ通してるのを見学しており、
それもおじさんはあちこち失敗して私と二人であれこれやっていたので、
良い経験になっていたようで、自分は間違えずに一発で済んで良かったです。

ラインではスイッチを踏む、進む、前タイヤをのせるなどの指示は
全て電光掲示板で指示してもらえるので、非常にわかりやすいです。

ラインで失敗しないコツ

@最初の選択スイッチがライト1灯、
スピードは前タイヤ計測に設定されているので、2灯式バイク、
スピードをリヤタイヤで計測するバイクは忘れずスイッチオン。

Aフットスイッチはしっかり踏む

B検査で落ちてもその日は何度もラインで再検査できるので、
できるだけ早い時間帯に予約を入れると良い

C検査中はノーヘルなので
ヘルメットをタンデムシート等へしばっておくツーリングネットがあると便利

提出する書類も見本が置いてあって簡単だし、
ラインもふざけたような簡単ライン。

係の人達も意外と優しく、尋ねれば何でも教えてくれ、
事務所にもユーザのための書類購入から最後までの窓口コース図など
至れり尽せりで、このユーザ車検はぜひ受けるべきだと思いました。

光軸だけは調整なしではよく落ちると聞いていたので、
事前調整しておくか、落ちたら即テスター屋で調整して再検査が必要です。
車検場のまわりに普通テスター屋はあります。

最後に掛かった費用は
@申請書類;45
A検査代(収入印紙):1,400
B重量税(収入印紙):5,000
C自賠責保険(24ヶ月分):22,900円(車検場へ行く前にバイク屋で払い込む)
D事前の光軸調整:1,700
                               合計31,045円

BCはどこのバイク屋でも必ず必要ですが、
Dは調整なしの場合必要ないです。

ということは純粋に必要な金額は@Aだけということになります。

バイク屋へ車検を出してもこの検査代はかなり取られると思います
(検査代行料などと言われてます)。
あと整備代と称してさらに取られ、
結局バイク屋では車検代は今でも7万円以上はかかると思われます。

自分で整備してればユーザ車検に勝るものはないと思います。
私の場合、残ったお金はメンテ費用へ回すことにしました。


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