GSX-R1100


’80年代のスズキ、ヨシムラ全盛時代を築いた油冷エンジン。
TT−F1のパワー。

何よりも油冷独特の地響きのような迫力がここにある。

     

通称:20世紀最後のラストモンスター

ゴリゴリの低速トルク
回した時のドカンとくる体感加速は異次元の凄まじさ。
クイックなハンドリングと旋回性。

何を取っても言うことなし、非のうちどころのないバイク。
ここまで所有感を満たしてくれるバイクも、他にない。
ノーマルで全てが美しいと初めて思った。

何から何まで自分にピッタリと感じたのも初めて。

’86〜’92の油冷1100を捜し求めて、遂に手に入れたビッグパワー、最速マシン。

すでにバイクと人間の関係を超えており、
分身と感じているためhasesと名付けている。

今後、ハヤブサ以上のどんな新型が出ようが、
私の気持ちの中ではこのRが世界最速である事について、疑う余地はない。



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私の乗り方は非常に偏っていますが、
このマシンを選ばれるお方のほとんどは、同じタイプだと確信します。


それでは早速長所です

最も特徴的なエンジンから

低速からゴリゴリとパワー炸裂です。
4速20Km/hからでも加速し、山道でも4速入れっぱなしで走っていきます。
5速では25Km/hから290Km/hくらいまで軽々と上がります。

しかしその感覚は荒々しく、スムーズな水冷車とは明らかに違います。
2000rpm〜5000rpmまでは、まるで檻の中で暴れ狂う猛獣のようであり
6000rpm〜レッドゾーンまでは狂気のフル加速となります。
よほど慣れないと、フル加速中はメータ類が見れません



四輪と比較してみましょうか。
私はスカイラインGT-R(450馬力チューン)を所有しています。
「四輪としては」、それはすさまじい物がありますが
このGSX-R1100の加速には足元にも及びません。
うちのGT-Rはバイクで言うと、せいぜい600cc並みの加速です。
それでもGT-Rは四輪では最速で、ゼロヨンは楽に12秒を切る実力があることは
付け加えておきます。

GSX-R1100の1〜3速でフル全開の時は、8000rpm以上で頭がフーっとします
また4速の8000rpmで200km/h出ていますが、そこからさらにガツーンと加速します。
200km/hからの加速は、最新の2スト250の2速フル全開した時の加速より
すさまじいことを申し上げると、レプリカ乗りの方でしたら
その実力はおわかりになるでしょうか。
最終の5速で9000rpmというと、260km/hくらいになりますが
私も竜洋テストコースでしか体験したことがございません。
この段階では、皮ツナギはまるでワイシャツのようにばたつき、フルフェイスヘルメット
のシールドが鼻につきそうなほど、まるで水中を進んでいる
かのごとき風圧ですが、それでもR1100はさらに加速します。
最終的にはメータ読みで300Km/h手前までノーマルで出ます。
バイクの性能には余裕がありますが、
人間リミッターが先に効いてしまうのが寂しい限りです。(^^;

いろいろ書いてきましたが
GSX-R1100のゼロヨン加速はノーマルで10秒切ることを
ご説明した方が早いでしょうか。


ラストモンスターと言われるだけあり、振り落とされそうな怒涛の加速
凄まじい」の一言で、体感的に訴えられる感じです。
まるで怪獣か猛獣の背中に乗っているような感覚は油冷ならではの醍醐味です。
優等生的な水冷車では決して味わえないと思います。

他の最速マシンとカタログ値を比較すると
143馬力は今となっては古めかしいですが
実車には数字に表れないものが詰まっています。
確かに水冷R1100やハヤブサの方が絶対的に速いでしょうが
今でもこの油冷R1100を求める人達のほとんど全ては、この感覚に魅入られていると
言っても過言ではないと思われます。

現行の新車にも油冷エンジンはございますが
残念ながらここまでの味付けはされていないと感じました。
やはり’86〜’92年までの油冷R1100でしか味わえないようです。



他の長所としては
ステップが初めからバックしてるため、バックステップをつける必要に迫られないと
いうことです。
市販品では数少ないR1100用ステップであるヨシムラのレーシングステップ等は
前に出るフォワードタイプです。
驚きますがこれはこれで、踏ん張りがきいて良いそうです。

シートの厚みがほとんどない割に疲れが少なく
よくできています。

アクセル、クラッチも重くなく手頃です。
ブレーキの効き味もノーマルで申し分なく、メッシュホースに変えても
非常に相性が良いようでかっちりきます。

大型のカウルは乗っていても雨にぬれにくく、風による疲れも少なく
たいへん重宝します。

ハンドルの高さの好みは人それぞれだと思いますが
少し低いと言われる人が多いです。
ただし200Km/h以上で巡航するとよくわかりますが
その速度域ではベストなポジション
です。

改造パーツについてはマフラーは数多く出回ってますが
その他の改造パーツは少ないです。


短所はほとんどないのですが
ウインカーキャンセルボタンを押してもキャンセルできないことが多い点くらいで
しょうか。それもGSF1200用に交換して解決されているお方もみえます。

車重は乾燥でも219kgあり、やはり取り回しに重さを感じますが
これくらいはまだ軽い方でしょう。
どんどん軽くしたい方は改造すれば大丈夫だと思います。
純正マフラーだけで15kgもありますから。

私の場合、あと30年乗るつもりなので
できるだけノーマルで長くもたせようと考えてますから、重さはこういうもの
と割り切ってます。

初期型R1100の場合は乾燥で200Kgを切ってますので
かなり軽いですが、
水冷R1100は逆に私のRよりさらに20Kgほど重いです。



コーナリングは極めてオーソドックスだと感じます。
倒しこみから旋回中まで変な癖はないと思います。
タイヤはフロント、リヤとも一般的なサイズのため
選択に困る事はないです。
その点、初期型R1100はタイヤサイズが18インチのため苦労するようです。

国内仕様のバイク達と比較すると
どうしても1ヶずつのパーツ代が高いのは泣けますが
それでも私のセカンドバイクである初期型250ガンマのように
ほとんど補修パーツが出なくなったバイクよりはパーツ代は安いです。ご安心を!
ガンマときたら・・(^_^;



なぜか硬派だと感じる、良い事ずくめのこのバイク
不思議なほどに、所有しているだけで満足感があります。
この先、ハヤブサ以上のどんな新型が発売されようが
全く買い変える気持ちはありません。

購入して引き取るとき
最新のバイクたちに混じって一番後ろに置いてあったのですが
オーラが漂っており、凄みと迫力は何物にも変えがたいものがありました

自分には何から何まで相性が合ったのか
乗り出すとすぐに、クックックッと腹の底から湧きあがるような笑いが止まらなくなった
魔物のようなバイク
であることも付け加えておきます。



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