財団法人日本ナショナルトラストが所有する鉄道車両を、静岡県の大井川鐵道で保存運行しています。
産業遺産として、市民の募金によって取得され保存運行されているのは、「トラストトレイン」だけです。
その運行を支えているのは、やはり一般からの募金とボランティアです。
毎年4月から11月までの毎月1回、「トラストトレイン」として大井川鐵道の手で運行されています。
運行当日はトラスト会員(主に鉄道サークル会員)によるボランティアで、客車内の清掃と蒸気機関車の火入れや
掃除(磨きだし)がおこなわれており、お客様に快適な旅をしていただけるよう努力をしています。
また、所有している客車の維持管理を、出来るだけ自分たちの手でおこなうよう定期的に整備も行ってるほか、毎夏
親子ボランティア教室などの開催や一般の方のボランティア受け入れも行い、保護事業の普及啓蒙も行っています。
トラストトレイン2005年の運行予定。
2005年の運
転 日 は=4月23日・5月28日・6月25日・7月9日・8月27日・9月10日・10月1日・12月3日 の予定です。
運転日の基本は、毎月一回の土曜日運転です。(変更となる場合があります。)
運転ダイヤ 下り 金谷 発 12:37 → 千頭 着 13:57
上り 千頭 発 15:32 → 新金谷 着 16:44 今年から上りは、新金谷終着となります
運行の詳細は「大井川鐵道ホームページ」でご確認ください!
2004年は4月から運行を開始し、11月27日に無事運転を終えました。
2003年は4月19日から運行が始まりました。
千頭から金谷への帰路は、逆行運転となります。
C12 164 が給水管の水漏れで、6月7月と走行できませんでした。
8月の親子SLボランティアまでには復活できるでしょう。
8月16日に神尾駅構内で発生した、大規模土砂崩れのために10月4日現在では
大井川鐵道・金谷−福用間が代行バスによる運行となっていました。
定期のSL列車「かわね路号」は福用−千頭間で区間運転を行っていました。
トラストトレインについては運行再開の目途が立たず、とうとう8月以降の運転は
中止となってしまいました。
2004年3月19日より復旧し、運転が再開されています。
2002年は4月20日から運行が始まりました。
運行開始15周年ということで、ヘッドマークも新調です。
2003年は4月19日から始まります。
2002年最初 4月の運転日翌日の
21日はメンテナンス日でしたが、雨天のため
車内で痛みが目立ってきている床の補修作業の
方法を検討しました。
(財)日本ナショナルトラスト所有の車輛。
蒸気機関車C12 164とスハフ43・オハニ36形客車。
客車(スハフ43)の整備作業風景です。
車体にワックスを塗って塗装の保護を行います。
経年で車体に錆が発生し塗装の剥離などが起きることを防ぎます。
トラストトレインの運転開始10周年のヘッドマークを付けたC12 164
記念運転のこの日は、千頭駅で折り返しの合間にターンテーブルに載せて
参加者でC12を廻しました。
平成13年(2001年)8月、スハフ43客車製造50周年を記念して、
テールマークを新規に製作しました。
スハフ43が使用されていた往年の特急「はつかり」を掲げて走りました。
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