テニスバットは、ベーコンを切る西洋まな板(角の丸い盆状の板に柄がついている型) でテニスボールを打ち合って遊んだのが始まりです。キッチン用具を利用した遊びから、スポーツに発展しました。
テニスバットも始めの頃は、「コートにこだわらず、気軽にテニスを」という発想で楽しまれていました。その後1970年には、ドイツスポーツ連盟の公認スポーツとなり、専用の用具を使うようになりました。
木製のバットでテニスボールを打ち合うため、テニスコートよりずっと狭いスペースで行うことができます。また、テニスラケットの3分の1ぐらいの大きさなので、初心者でも容易に楽しめます。
バドミントンのコートを使用し、ネットは床から90pに張ります。基本的には室内競技です。
テニスと同様に硬式と軟式がありますが、ダブルスのみで試合を行います。プレイはテニスと同様のスタイルですが、サーブは必ずアンダーハンド・サービスで行います。
東村山市では30年以上前から行われていて、10代から70代まで、幅広い年代に親しまれています。小学校のクラブにもあるほどです。
このように、老若男女問わず誰でも気軽に自分のペースで楽しめるスポーツです。
|