Ivan DINEV (BUL) 昨年と同じSP「タイプライター」。以前テレビで見たけれど、結構好きなプログラムだったので生で見れて嬉しい。最初のコンビネーションジャンプ(ルッツ?)は綺麗に跳べたけれど、その次のトリプルアクセルはちょっと失敗。今はSPで4回転入れる人って少ないのね…。全体にちょっとスピードがなかったかな?疲れ気味に見えた。
会場のビジョンに曲名とコーチ名が表示されてましたが、コーチがアンジェラ・ニコディノフだったのにびっくり。現役引退したばかりでコーチってすごいなあ。好きな選手だったので、思わぬところで見れて嬉しかったです。
Stefan LINDEMANN (GER) ジャンプ全く跳べず、ロシア大会から弾き続きだから疲れてるのかなあ。でも元銅メダリストなのに…。髪が伸びていて、なんだかロシアのソコロワのような雰囲気に。ますます子供のように見える…。
Yannick PONSERO (FRA) いかにもフランスっぽい動きの選手。雰囲気が同じくフランスのダンビエールに似てた。顎髭(しかも縦に細いライン!)あるけれど、まだ19歳だそうで。パンフレットに載っている昨季の写真はヒゲがなかったけれど、そちらの方が好きだ。トリプルアクセルもちゃんと跳んだし、失敗したけれど、4回転を跳ぼうとしてたような?チャレンジングでいい!応援する!
Evan LYSACEK (USA) 第2グループの人たちがリンクサイドで待っているのが見えたときに、頭一つ飛び出してました。背も高いが手足もすごーく長い!踊ると見栄えがしていいなあ。ジャンプもばっちり。難を言えば曲はフラメンコっぽかったけれど、踊りが爽やかすぎたことかなあ。悪い意味で、北米の選手って爽やかすぎるような。スピンの動きが単調だったのが原因かも知れないけれど。
本田 武志(JPN) 今季で引退だそうです。今まで日本男子の第一人者だったので、会場内の声援も大きかったです。残念ながらコンビネーションジャンプはやや失敗気味、トリプルアクセルは綺麗に決まったけれど、次のジャンプで転倒。まだ本調子ではない様子。演技後に観客に丁寧に答える様子が印象的でした。
織田 信成 (JPN) 衣装のへんてこさとコミカルな演技がマッチしてました。ジャンプが軽やかで、失敗しそうにない安定感。スピンも綺麗だし、新採点に向いてそうな今後の日本期待の星。それにしてもスピンが上手だとTES(技術点のようなもの)が高く出るんだなあと驚きました。今後4回転跳べなくても上位に行けそう…それはちょっと複雑な気分です。
高橋 大輔 (JPN) 直前に滑った織田に対する会場の盛り上がりと、その点数が、高橋のパーソナルベスト(今季アメリカ大会で優勝したときの点数)より高いのに気付いて心配になりましたが(プレッシャーに弱いという前歴があるからね…)、それを吹き飛ばす素晴らしい出来でした。ウォームアップ中に何度も確認していたトリプルアクセルも問題なかったです。スケーティングは以前から綺麗だったけれど、それに負けない上半身の動き。ステップは全身のバランスが取れていると安心して見ていられていいですねえ(去年は上半身がついて行けてないような印象)。滑り終わった後、会場総立ちでした。