昨年の長野に続いて、第2回目の全日本選手権観戦。
今回の観戦友は、いつもの友人リリコ（仮名）ではなく、フィギュアスケートとは縁のない大学時代の友人でした。元々翌月曜日に開催されるメダリスト・オン・アイスを観戦する予定があったので、せっかくなら全日本選手権も見たい。しかしせっかく関東に上京するなら（愛知在住なので結構な遠出）友人にも会いたい、ということで、半ば無理矢理一緒に観戦して貰うことになりました。てへ。
日曜日の日程は女子シングルフリーと、ダンスフリー、ペアフリーの3種目。女子は人数が多いので、最初の方は見なくてもいいかな（友人スケート見るの初めてだろうから飽きるかも知れないし）、ということで、近くのスタバでコーヒーを飲んで少し時間をつぶしていたところ、城田強化部長と一緒にいる荒川静香選手を発見。
前日のショートプログラムは滑ったものの、怪我の調子が良くなかったらしくフリーは棄権。でもリンクの近くにはいたのねー。小さな女の子達に囲まれて、携帯で一緒に写真を撮ってました。ほのぼの。
恩田 美栄 今シーズンのGPシリーズで転倒が多いなあと思っていたら、今回も転倒が多かった。確か2回転倒。着氷もクリーンじゃないときがちらほら。ファイナル出場したけれど、今期は不調なのかなあ。
村主 章枝 今期から女子のパンツスタイルもOKになり、早速パンツルック。遠目には全身黒だけど、よく見ると脚の部分とかはレース仕様になっているし、ウエストの部分も少し肌色が見えるしで、衣装がもの凄く可愛い。昨年のSPの衣装とちょっと似ている。そういえば今期のSP「ピンクパンサー」も黒衣装だ。最初のコンビネーションジャンプは成功したので調子良いのかと思ったら、その後崩れてしまいました…。このプログラム好きなので、完璧な出来のを見てみたい。曲が始まったときの雰囲気が「演技してます！」という感じで、日本人らしからぬ演技者っぷりが好きです。
中野 友加里 直前のウォームアップでトリプルアクセルを１度成功させ、会場大沸き。残念ながら本番では失敗してしまったけれど、そして巻き足はまだ健在だったけれど、全体の雰囲気は以前より良くなったような。全体に雰囲気が柔らかい感じがするし、スピンが綺麗。昨シーズン不調だったので、復活して欲しいです。
安藤 美姫 4回転ジャンプは挑戦せず。練習の時からやってなかったし、今期は試合で跳ぶこともあまり無くなってきたし、もう跳べなくなってきたのかなあ。それでも３−３のコンビネーションジャンプを跳ぶし、ほかのジャンプも安定。でもスピンが見ていて変化がなくてちょっと物足りない。表現力はまだまだ課題あり。
浅田 真央 ウォームアップで軽々と（多分2回）決めていたトリプルアクセル、本番でも成功！まだジュニアとはいえ（体型の関係で、難しいジャンプが跳びやすい）、これだけジャンプが軽々跳べるのは見ていて爽快です。年齢制限のせいで06年トリノオリンピックに出場できないのが本当に残念。「Over
the Rainbow」の曲で元気いっぱいな振付。まだジュニアの雰囲気があるけれど、そのうち金メダルを取るんだろうなあ。将来が楽しみ。
最終グループのウォームアップでは、浅田真央が軽々とトリプルアクセルを成功。2回くらい跳んでたような。中野友加里も練習でトリプルアクセルを1回成功させていたし、安藤美姫は３−３を簡単に跳びまくるし、恩田美栄のジャンプも相変わらず高い。どの選手を見ていたらいいのか、目移りして大変でした。
昨年の女子FS程ではないけれど、今回も全体にジャンプの出来がいまいちだったのが残念。荒川静香が出ていなかったせいで、ちょっと物足りなさも。
世界選手権代表には、荒川静香と安藤美姫が決定。近くにいた観客の会話を漏れ聞いたところによると（聞こうとしたんじゃない、聞こえちゃったんです…）、「代表になりたければ、何が何でもSPに出ろ」と城田強化部長が荒川側にメールを送ったそうです。本当にメールなのか？荒川は靴が合わなかったせいで怪我をしていて、コーチのタラソワは出場に反対していたらしい、とか、色々聞こえてきました。みんな一体どこでそんなネタを仕入れて来るんですか。
世界選手権、代表残り1枠は今年も四大陸選手権で決定するとのこと。うーん、四大陸はとうとう二線級の人を派遣する大会として定着してきてしまったような…。でも村主、恩田、太田という面子は充分豪華だけども。
ペアFS
川口悠子組が出場！（男性の名前失念）初めて見たときから彼女の柔軟性には驚かされましたが、相変わらずリフトのポジションはこれでもか！というほどの柔らかさ強調ぶり。まだ組初めて日が浅いということで、お互いの息が合わないところが多々あったし、ミスも沢山あったけれど、今後に期待です。たまには日本代表のペアを見たいのです…（女性が日本人のペアはいくつかあれど、すべて他国代表として出場しているので）。