京都 東山初夏 2004.5
2004年5月30日(日)晴れ
初夏の一日、海外からの若手の技術者(研修生)を案内して京都の東山界隈に行ってきました。京都は初めてということでいくつかコースを練った上、私の得意な東山コースにしました。緑がきれいで、また紅葉の時期とは違う趣がありました。 京阪三条駅スタート まずは、岡崎公園の平安神宮へ。平安遷都を記念して建築されたここは、朱色の大鳥居が特徴的な京都観光の定番スポットです。この近辺には動物園や美術館などがあり家族連れにも良いところです。 |
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この後は、平安神宮の東側の道を北上して丸太町通に出て、そこを東に少し進み、道路わきの小道を北側に入って緩い階段を登ること10分。市中が一望できる高台に出ます。この辺りは黒谷と呼ばれている地域で、ここに今、新選組で話題の金戒光明寺があります。幕末1862年に京都守護職に任命された会津藩主松平容保が京都での宿舎にした所です。NHKの大河ドラマで良く出てくるお寺で、たくさんの観光客の方が来ていました。幕末に近藤勇や土方歳三がこの地を駆け回ったと想像するとワクワクします。 再び丸太町通に戻り、東へ進み白川通を横断し、東山の山麓の哲学の道まで進み、この道を南下し、南禅寺へ。ここは、秋の紅葉の時期にここ2年ほど訪れているお気に入りのお寺です。この南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山で京都五山のひとつにも数えられています。また入り口の山門は日本三大門の一つになっているようです。紅葉の時期に比べると派手さは無く、人通りも少いですが、緑の時期の南禅寺もまた趣がありました。帰り際に水路閣の上に上がって、疎水の上をひんやりと吹く風を気持ちの良く浴びてきました。 南禅寺を後にして、蹴上、三条通りを抜け、三条神宮通りの交差点から神宮通りを南下。青蓮院を左に見つつ、しばらく進むと左側に知恩院がそびえたっています。 階段を上がりきった広い境内にある本堂に入りました。少し暑い日でしたが、本堂の中はひんやりしていて汗がさっと引きました。しばらく座り込んでお寺の中の天然エアコンを堪能させていただきました。 ここから、円山公園を経由して八坂神社に出て、四条通りの繁華街へ抜けました。お昼ごはんには四条大橋を越えてすぐの木屋町通を南へ行ったところの、天婦羅の高瀬舟へ。古い町屋の老舗で、リーズナブルな価格で美味しい天婦羅を食べさせてくれる店です。 緑の季節の一日。東山散策を堪能しました。また次の機会を楽しみに! |
南禅寺山門 緑の木々とも良くマッチ 南禅寺境内のレンガ造りの水路閣もひっそり
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