その日、戦闘で疲れていたけれど、なかなか眠ることは出来なかった。
何故なら大切な人と、ようやく一緒に過ごせるようになったのだから。
やや暗い部屋で二つの影が重なり合う。
この温もりをどんなに望んでいたのだろう。
一度はもう不可能だと諦めていた温もりが此処にある。
離したくない。
離れたくない。
もう二度と。
何度も唇を重ねあう。
かつての様に。
かつて以上に。
倒れこんだベットの脇に、少しずつ服が散らばった。
しかしキラは、上半身を覆う最後の一枚をどうしても脱ごうとはしなかった。
恥ずかしがっているのとは少し違う。
肌そのものを見られるのを嫌がっているような・・・
上半身・・・特に左側の肌を触れさせないようにしているように見える。
それなら・・・とアスランは半ば強引に、今まで以上に深く彼の唇を貪った。
深い深いそれに、息継ぎが上手く出来ないキラの意識は朦朧となり、身体から力が抜ける。
その隙にシャツのボタンを外していく。
肌蹴られる白い肌・・・其処に手を侵入させ、やや上気した肌の感触を辿る。
しばらくその触感を楽しんでいたが、それが彼の隠された左半身に触れた時、以前とは違う事に気が付いた。
「これは・・・」
其れは傷・・・
大きな傷痕がキラの左半身にくっきりと残っている。
目を見張るアスラン。
起き上がったキラは其れを見ていられず、シャツを羽織り直し、目を逸らした。
「・・・オーブに来る少し前にね・・・」
「何故・・・今の技術なら治す事だって・・・」
「僕が望んだ」
「え?」
思わぬ言葉にアスランはキラを凝視する。
キラは相変わらず彼を見ず、どこか遠くを見据えて呟いた。
「ねぇ、アスラン・・・僕は今までどれだけの命を奪ってきたんだろう?」
「キラ?」
そんなキラの様子に、怪訝そうにアスランは彼を呼ぶ。
それには応えず、キラは続ける。
「僕は穢れてる・・・ホントは君に抱いてもらう資格なんて無い」
「そんな事無い!それなら僕だって同じだ!僕のこの手だって血にまみれているっ」
顔を歪めて叫ぶアスランに、キラははっとなって頭を振った。
そして彼の顔に手を添える。
「アスラン・・・ごめん・・そんなつもりじゃなかったんだ・・・」
優しいキラの手に、自分の手を重ねて彼は問う。
「自分で望んだ・・って、云ってたね」
キラはその言葉に頷き、今度は自らその傷を晒した。
目を伏せ、囁くように告げる。
「此れは“証”だと思ってるんだ」
「証?」
「罪の証」
「罪・・・」
「痛みを忘れない為に・・・守れなかった命、奪った命を背負いつづける為に」
その言葉が胸に突き刺さる。
尊い命を奪う行為は確かに罪かもしれない・・・
しかし何故其処までして彼がそれを背負わねばならない?
「それが・・・君の望みなのか?」
掠れた声で問うアスランに、キラはやや寂しそうに微笑んだ。
「その方が、気が楽なんだよ・・・此処では誰も僕を責めない・・・
変だよね・・前は其れが酷く辛いことだったのに・・・
今は、其れが無い事の方が辛いんだ・・・」
その言葉に、アスランは嘆息した。
彼はやはり変わってない・・・
醜い戦いにその身を置き、“白い悪魔”とまで云われるほどの戦いを繰り広げながら、その心の根本は何一つ変わってはいない。
「君は相変わらずだね・・・」
「アスラン?」
先ほどまでの悲痛な雰囲気など何処かに吹き飛ばしてしまうような溜息に、キラは目を白黒させる。
「いつも一人で背負おうとしてる・・・
だから皆、これ以上君が苦しまないように気を使ってるのに・・・」
そう云って彼の腕を取ると、痛々しく残る傷痕に唇を寄せた。
「っ・・ぁ・・アスランっ!?」
生々しいその感触に、キラは声をあげる。
突然のことに、反射的にキラは其れを振り払おうとするが、簡単に押さえ込まれてしまう。
そしてそんなキラの様子など、彼はお構い無し。
傷痕をなぞるように舌を這わせる。
そして徐に顔を上げるとキラの耳元で囁いた。
「僕も一緒に背負うよ」
「え?」
半ば涙目になりながらその感触に耐えていたキラは咄嗟にその意味を理解できず、アスランを見る。
その不安定な紫の瞳をアスランの翠の瞳が優しく見返す。
「君一人が全部背負う必要なんて無いんだ。
だから僕も一緒に背負おう。
君とは何もかも、共有したいんだ」
「でも・・」
口篭もるキラの頬を、むにり・・とアスランは軽く引っ張った。
「でもも案山子も無いの。
それとも僕と共有するのは嫌?」
小首を傾げて微笑むアスランの姿にキラは顔を赤くする。
「そんな事・・無い・・・凄く嬉しいけど・・」
「じゃぁ決定」
一方的にそう告げて抱きしめる彼に、キラも笑みを浮かべて抱き返す・・・
そして再びベットに倒れこんだ。
アスランは先ほど傷痕にしたように、キラの首筋に舌を這わせ、時折強く吸う。
その度にびくり、と素直な反応を示すキラが愛しい。
彼からは見えないのを良いことに、やや意地の悪い笑みを浮かべているのが自分でもよく判る。
かつてあれほど傍にありながら長く離れていた。
ようやく再び共に在れる事に感情が荒れ狂う。
もっと色んな反応を見てみたい・・・声を聞きたい・・・
もう凍ってしまったと思っていた心。
でもあの日、戦場でキラを見出して以来、激しい感情の渦が彼の中に蘇っていた。
欲望のままに、滅茶苦茶にしたい・・・
けれど、それを精一杯押し留めてゆっくりと彼の身体を移動する。
やや薄い胸に辿り付くと、赤いそれを舌と指で啄み、転がす。
「・・やっ・・・」
思わずアスランを押し返そうとするが脱ぎかけのシャツが絡まり、キラの行動を制限してしまう。
それを良いことにアスランは執拗に其処を弄った。
その一方で片手は更に下へ向かい、肌を滑る。
「ぁ・・ア・・ス・・ランっ」
その感触に上ずった声で声をあげるキラの姿は酷く色っぽい。
尤もそんな事を言えば機嫌を損ねるのは目に見えているが。
「大丈夫だよ・・・」
そう云って更に肌に朱を刻む。
それに応えるようにキラもおずおずと手を背中に回してきた。
それを可愛く思いながらもアスランの動きは止まらない。
淀みなく下肢に伸びた手はキラ自身に触れる。
流石に此れにはキラの身体は大きく跳ね上がった。
尤も当のキラはそこまで気が回っていないかもしれない。
ともすれば洩れそうになる嬌声を、必死に耐えているのだから。
触れた其処は既に自身のもので濡れ始めており、刺激を与える指に纏わりつく。
ようやく顔を上げたアスランは、今度は身体ごとキラの足の間に滑り込んだ。
結果、足を広げる事になってしまったキラは羞恥に顔を染める。
それでも止まないアスランの手の動きにキラの身体はがくがくと震える。
アスランの身体が移動してしまった為に縋るものが無くなった手は彷徨い、頭のすぐ上にあった枕を探し当て、それを強く抱きしめた。
と、先ほどまでとは比べ物にならない生々しい感触が己を襲った事に、身体が一気に強張る。
アスランの舌が、今度はキラ自身を弄り始めたからだ。
「ちょ・・や、やめ・・・っ」
しかし彼は聞く耳持たず。
更にはそれを口に含み、そっとだが歯を立てさえする。
その度にキラは背筋に電流が走ったかのような感覚に身体を痙攣させる。
熱が身体の中心に集まるのを自覚する。
もはや恥ずかしいという感情は消し飛んでしまい、与えられるままに快楽に身を委ねる。
しかしアスランはそこで一時動きを中断してしまう。
もはや抑えられない身体の疼きに懇願するように彼を見やると、安心させるように彼は微笑んだ。
今まで以上にキラの両足を開かせ、唾液で湿らせた自分の指を其処に指をゆっくりと侵入させた。
「ひぁ・・っ」
その感触に、キラは裏返った悲鳴をあげる。
更に体内に侵入した異物を排斥し様と、其処は指を押し出そうとする。
内臓に響くような、痛みと不快な感触の中に確かな快楽を見つけ、キラは喘く。
少しづつ其処が柔らかく解れてくるとアスランは、更に指を増やしていく。
徐々に指だけでは物足りなく感じる様になると、キラは更に悶え、自然に自ら動き出した。
そして十分に解れたと感じるとアスランは一気に指を引き抜いた。
それだけで、彼の身体は大きく震える。
「良い?」
「はや・・っく・・っ」
もうどうしようもない熱に浮かされたキラは、濡れた瞳でアスランを求める。
それに小さく微笑んで彼は自分自身をゆっくりと埋め込む。
「ひぃっ、ぃぁぁぁ・・っ」
しかし流石に指の時のようにはいかない様で、枕で押さえた口からくぐもった悲鳴が洩れる。
引き裂かれるような痛みに見開かれた目から際限なく涙が零れ落ちていく。
流石にアスランの方もキツイのか、眉を寄せる。
それでも反射的に逃げる腰を掴み、少しづつ押し進んでいく。
「あっ・・ぅぁぁっ・・」
「キラ・・もう少し力を抜いて・・・」
半ば其れを収めたところで一息つく。
強張ってしまった身体を進むのはやはり容易ではなく、キラを宥めるように声をかけた。
しかし少しの刺激にも反応し、痛みと快楽の狭間で余裕の無いキラはいやいやするように首を振るばかりで。
仕方なくアスランは一度腰を掴んでいた手を離し、そのままの状態で身を乗り出し、その手をそっとキラの頬に寄せる。
彼の動きに再び身を強張らせていたキラだが、優しく触れる手の存在に焦点を失っていた瞳がアスランを捉える。
「深呼吸してごらん?
ちゃんと呼吸が出来て無いから余計に苦しいんだ」
穏やかな声は、キラの心を落ち着かせる。
云われた通りゆっくりと呼吸を繰り返し、少しずつ身体の力を抜いていく。
十分に身体の強張りがとれた事を確認するとアスランは再び腰を掴み、今度は一気に奥まで貫いた。
「―――っっ!!」
自分の深い部分にまで彼が入ってくる感覚に開かれた口からは声は出ず、空気のみが肺から搾り出される。
それでも念入りに解してあった事と心を落ち着かせて身体の力を抜いていたためか、もうそれほど圧迫感を感じない。
キラは枕を放し、アスランに手を伸ばす。
アスランもその手を掴んでキラの上体を引き起こした。
そのまま互いの手はそれぞれの背に回される。
自重で更にアスランは飲み込むことになったキラは苦悶とも色香ともとれる息を大きく吐いた。
最初はゆっくりと・・しかし徐々に早くなる動きに彼は大きく弓なりにそけぞり、喘ぐ。
その度に飛び散る汗が、艶かしく光る。
汗ばんだ肌に以前よりやや長めの髪が張り付いて、そのコントラストがより白い肌を浮き立たせた。
最初はただ出し入れするだけの単調なものだったが、徐々に其れはキラの弱い部分を抉るような動きに変わる。
その動きに翻弄されて、否応なしにキラの呼吸は乱れ、嬌声をあげる。
そしてアスラン自身も狭く、そして強く締め付けてくる其処にどうしようもない熱さを感じて心が高ぶる。
それでもなるべく負担をかけないよう、気を使う。
一方、キラは既に其処からくる熱に浮かされ、殆どの思考が消し飛んでいた。
ただ本能の赴くままに快楽を得ようと自ら自分の内に在るものを導くように身を捩る。
それに応えるように、律動する其れに意識を奪われながら、キラは限界を迎えつつあった。
「んっ・・ぁ・・アスラっ・・ンっ・・も、ぉっ・・っ」
名を呼びながら自ら哀願する彼の姿に、アスランは口元に浮かぶ笑みを止められなかった。
「キラ・・・」
彼の耳元でそっと名を呟くと、アスランは一際強く突き上げ、同時にキラ自身にも刺激を与える。
瞬間、背筋を何かが駆け上がり、キラの視界で火花が散る。
「――っあああぁぁぁぁっっ!!」
行為の間、殆ど声を抑えていたキラだったが流石にこの時ばかりは一際大きな悲鳴を上げて達し、
それによってきつく収縮した其処にアスランも後を追うように絶頂を迎えた。
疲れ果て、ぐったりと寄りかかるキラの身体を倒し、そっとベットに横たえる。
そして自分自身を引き抜こうとした時、それを留めようとする動きがあった。
「キラ?」
彼はアスランの背に回した手に弱々しくも力を入れ、離すまいとする。
潤んだ瞳が何かを訴えかけるように見つめている。
其れが意味するところを悟ってアスランは首を振った。
「気持ちは判るけど・・
でも、無理は良くないよ・・・
これ以上は今の君の身体には負担が大きすぎる」
そう宥めるもキラはただ首を振り、その手は離れない。
「キラ・・・」
どうしたものか、と溜息をつく。
暗闇に白く浮かび上がる彼の細い身体を見つめ、思案する。
元々彼は着痩せするタイプなので最初は気の所為かと思っていた。
だが間違いない。
自分の知る彼よりも、明らかに痩せている。
無論三年前に比べれば、自分と同様成長はしている。
だが一見細く見えても、しっかりとした体つきだったはずなのだ、彼は。
いくら直接触れるのが数年ぶりと言えど普通だったら此処までならないと思う。
確かに彼は小食だったが、ちゃんとした栄養の取り方をしていたはず。
彼の両親も、そのあたりには気が利く方だった。
つまりこれは最近の事なのだろう。
おそらくあの戦い。
其れは文字通り彼の心身を削り取ってしまった。
そして当然、その分体力も当然衰えているはず。
ただでさえ昼間あれだけの戦闘を行ったのだ。
疲れていないわけが無い。
本当は自分だって、もっと抱きたい・・まだ足りない・・そう感じている。
しかし体力の落ちた彼と、軍で鍛えた自分。
かなりの体力差が出ているはずなのだ。
この状態で欲望のままに彼を抱けば、今のキラにはとても耐えられないだろう。
だからなるべく負担が大きくならない様、手加減をしていたのだが・・・
これ以上は、今のキラには無理。
そう云い聞かせても、彼は自分を離さない。
殆ど力の入らない体でしがみついてくる。
「キラ・・」
もう一度、優しく声をかけても弱々しく首を振るだけ。
唇も何か言おうと微かに動くが、洩れるのは声にならない吐息のみで・・・
それだけ消耗しているのに、彼の腕は自分の背中に回されたまま・・・
滑り落ちそうな腕を必死に繋ぎとめようと、彼の背に爪を立てる。
やや間を開けて、息を吐く。
そして必死に自分に縋ろうとしているキラの身体を再び支えた。
「・・いいんだね?」
その囁きに、それまで強張っていたキラの身体から力が抜ける。
それを了承ととって、引き抜きかけた己を再び彼の中に侵入させる。
じわじわと押し入るように貫くそれに、キラはがくがくと身体を振るわせる。
殆どアスランにされるがまま、それでもキラの身体は確実に彼に応え、迎え入れた。
再びキラの身体の奥深くに到達すると、そこで再び一度間を置き、ゆっくりと動き出す。
「・・っ・・ぅぁっ・・」
まだ先ほどの余韻からか、僅かな動きにも強く反応し、大きく背を仰け反らせる。
達したばかりかので、刺激がより強いのだろう。
気が狂わんばかりの快楽の波に、小さくも悲鳴じみた嬌声がキラの口から途切れる事無く洩れる。
それでも彼も、彼の身体もアスランを拒むことなくそれを受け入れた。
お互いがお互いを激しく求め、徐々に早くなる動きに意識を飛ばし始める。
半ば本能的に交わる姿は獣にも近く・・・
二人が再び絶頂を迎えるのに、それほど時間は掛からなかった。
ふと目が醒める。
キラは一瞬、自分が今どうしたのか判らずにいた。
しかし、身体に残る無数の朱と鈍く残る痛みに先ほどまでの記憶が蘇る。
彼は一人、顔を茹で上がらせた。
結局体力の衰えた身体では無理があったのだろう。
二度目の絶頂と同時に完全に意識を失ってしまった。
自分からあれだけ求めておいて、少々情けないような気がしてくる。
それでも・・・
どうしても彼をもっと感じていたかった。
図らずも敵対してしまい、味わった底無しの喪失感。
それを埋めて欲しかったから・・・
だから、かつて抱かれた時以上に彼を求めた。
身体は汗ばんだ様子も無く、すっきりとしていた。
どうやら意識を失った自分を、アスランが清めてくれたらしい。
しかし、その当のアスランの姿が何処にも無い。
何故だろう・・戦場と同じ匂いがするような・・・
不安を感じて彼はシーツに包まると、重い身体を引きずるように明かりの漏れるシャワールームに向かった。
「アスラン?」
そっと呼ぶ。
しかし、確かに彼の気配が其処からするのに、返事は無い。
こっそりと中を窺い・・・目に入ったものに驚愕する。
・・・赤い・・・赤い十字架・・・
それはアスランの腕に刻まれたものだった。
「アスラン!?」
「キラ・・目が醒めたのか」
「そんなことより!何やってるのさ!?」
アスランが手に持っていた小刀を取り上げ、すぐに自分が包まっていたシーツを裂いて止血する。
彼の利き腕・・・その二の腕に刻まれた傷は深く、見る間にシーツが赤く染まる。
シャワールームは血の匂いが充満していた。
「なんで・・なんでこんなことを!!」
「云っただろう?一緒に背負うって・・・」
「・・っ!」
はっと顔を見上げる。
翠の瞳は優しく見下ろしている。
「此れは僕の“証”・・・僕と君が全ての罪を共有するという証・・・」
「アスラン・・・」
ただ口約束ではない。
その誓いを、彼は身を以って証明しようとしたのだ。
その想いの強さに涙が零れる。
アスランはそれを拭ってやりながら、呟いた。
「キラ・・僕も同じなんだ。
君は僕の仲間をも殺したって気に病んでいるんだろうけど・・・
でもそれは僕も同じ・・僕も君の友人の親を殺している」
「!!」
確かに以前、イージスが堕とした艦にはフレイの父が乗っていた。
でも何故彼が其れを知っている?
「いろいろ聞いたし、調べもしたんだよ」
キラの心の内を見透かしたかのように、彼は云う。
「一人で背負おうとか、そんな事は言わない。
一緒に背負っていこう、キラ・・・
今度こそ、ずっと・・・・一緒に歩いていこう」
「うん・・・」
アスランが流した血に染まった、二人の手。
その手を互いに取り合う。
血塗られた道を、共に歩んできた。
その“色”がもう落ちる事は無いだろう。
けれど一緒に居てくれる人がいるから、きっとそれでも目指せるだろう・・・
喩え資格が無くとも、光ある未来へと・・・・
― END ―
この「赤い十字架」は作品館に置いているIF話、中立編<a neutral zone>を前提とした話です。
一応、表では×でも&でも通じるように書いているつもりです。
この裏とは別ヴァージョンの表話も作品館(現在縮小中でUPされてませんが)にUPしました(^^;
ちなみに時間的にはアスランがオーブに亡命してきたその日の夜です(早っ)
作中、アスランが傷つけたのが利き腕だったのには意味があります。
「引き金を引いてきた罪の腕」
そう言う意味合いでこうなりました。
ちなみに二人は好きとか愛してるとか(うわっハズかしっ)そうゆう言葉を一切言いませんでしたが、
裏ヴァージョンでは離れ離れになる前・・つまりはとっくにデキてたので云うまでも無くわかってるんです(笑)
元々この二人には、以心伝心できるようなイメージ持ってますので(爆笑)
それにしても、やはり裏は書けんと思い知りつつ再び裏を書く馬鹿でございます(^^;
何しろキスと書くだけでも駄目です。ばたり。
やはり裏は読みに回るに限りますねっ(を
しかしおかしいなぁ・・・最初は濡れ場書かずに逃げるハズだったのに、いつの間にか書くことになってるし(^^;
お陰で書く量が倍増。
作成時間も倍増。
他の部分が大して時間かからずに書けた(頭の中にある程度まとまっていた)のにこの部分ばっかりは、数行に数十分かかることも少なく無かったです(爆)
やはりダメですね〜自分(^^;
にしても、まんまですな。題名(^^;
ネーミングセンス、まるでなし(−−;
ま、無題のままよりはマシでしょうが(笑)
長々とご苦労様でした!(爆)
でわサラバっ(逃走っ)・・・どんがらがっしゃ〜ん☆(コケたらしい)