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喫煙による害として最も知られているのが肺ガンですが、その他にもたくさんの悪影響があります。肺ガンによる死亡率は喫煙者では非喫煙者の4.5倍と高く、口腔、咽頭癌、食道癌、膀胱癌でも傾向は同じ(咽頭癌ではなんと32.5倍)です。癌以外の疾患とも関連があり、肺が破壊される肺気腫や慢性気管支炎にもなりやすくなります。喫煙は、その他にも心筋梗塞やバージャー病(足の血流が悪くなり、痛み・潰瘍が生じる病気)等のリスクファクターであり、喘息患者さんでは喘鳴発作の引き金にもなります。 このように悪いことばかり起こりうる喫煙ですが、どうして”分かっているのにやめられない”のでしょうか?意志が弱いからでしょうか?確かにそれもあるかもしれません。しかし主な原因は、煙草の煙に含まれるニコチンにあります。ニコチンには頭をすっきりさせるなど、精神的な快感を起こす作用があります。このため、煙草を吸わずにはいられないといった、ニコチン依存症に陥っているのです。禁煙するとイライラする、怒りっぽくなる等というのは、その禁断症状であり、そのために喫煙を再開してしまうことが多いのです。 最近では、禁断症状を抑えるためにニコチンをガム状や貼り薬にして体内に摂取する方法などもあり、禁煙には有効です。禁煙したい方、まずはお気軽に御相談ください。 |