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お絵描きさん達の心得談義

絵を上図に描くためにはという質問に対していろいろなご意見を頂いたので紹介します。
みなさまのご参考になれば幸いです。
ご回答下さった方々ありがとう御座いました。

私も日々精進(しろ)の身なのですが。 やはり魅力的な絵を描けるようにと、日常的に心掛けている事を御紹介。

どこでも絵を描く。
そりゃあもうどこででも。電車の中でも布団の中でも。球場入りの時の並びの時とかでも。(体験談…) なんと素晴らしい事に、人間がゴロゴロいます。(布団の中にはいない…か) お金を払わずしてモデルさんがゴロゴロ。ありがたい事です。 それを見ながら描いてみます。もちろん本物のモデルさんではないので、描いてる途中で動いてしまいます。 ここでは細かく顔とかを描き込むのではなく、人間の骨格の形や重心がどこによってるかなどを捉え、おおまかなものでいいから殴り描きます(笑)。 最初は人かなんだか分からないものが出来上がると思います。しかし、これを100人200人と続けていくうちに、的確に捉えられるようになり、説得力のある人に見えていきます。 なにより、普段自分が描く絵にその成果がにじみ出てきますよ。

同じものばかり描かない。
脳が麻痺するからです。確かに「その絵」は上手くなった(気がするだけなんです、本当は…)としても、他の絵が描けなければつまらないですよね…。 例えば、いつも若い男性の絵を描いているとすれば、たまにはおじいちゃんでも描いてみるとか。バストアップばかり描いてたら、眼のドアップを描いてみるとか。人間ばっかり描いてたら細かいビル街を描いてみたりとか…。(そんな事をしてるのは私だけじゃないはず…と思いたい…) これは極端ですが、同じものばかり描いてても上手くなりません。デッサンはまた違うんですがね…(あれは陰影や形や質感とかを捉えるための訓練だから、繰り返しやらないと上手くなりません)

レッツ観察!
夏休みの宿題じゃございません。モノをよく見ようってことです(笑)。 何も見ずに、記憶だけでなにかを描くというのは実はすごい事なのです。それが、より説得力のある魅力的に描けたら嬉しいですよね。 例えば「本」。本は確かに綺麗に断裁されて長方形の大きさに整ってますが、実際、何度も読んだりしまったりしていくうちに、折れてきたり切れてきたり。黄ばんできたりとか。 これを全て自分の絵に生かさなくてもいいんですよ。ただ、「こういう事もある」程度に記憶に留めておけば。 そうした記憶の積み重ねが、のちに生きてくるんですよ−!「読み込んだ本の絵が描きたいなあ」という時に、この日のことを思い出して! 「はしっこを折って描くとそれっぽい…」とか「カバーは切れちゃってるぐらいがいいかも」と、考えて絵が描けるように! とにかく観察ですよ!(笑)

でも、超写実的に描くぐらいなら、写真で事足りるので。 あとは自分の「味」をつけましょう!

「綺麗に絵を描く」の答えになってない事に、今気付いたのですが。(笑) 私も上の全てが出来てんのかよと言われれば120%ノーです。心掛け心掛け。(失格) ポイントは「見る・描く・しかもたくさん」です。何も考えずに描いてちゃダメですよ!常に考えて悩んで!ときにはやさぐれて!!(笑)

最後にけっこう重要なポイントを。
●常に本気で。
いやまあ気楽な落書きとかはいいんですけど… 人に見せる絵とかは「ま、こんなもんかな」の絵より、「これが今の私の限界よ〜!」の絵の方が見ていて気持ちいいですし、描いた人も「確実に」上手くなります。 お絵描きも投稿しかしないのは、それなんです…。マウスで描いたものは、とてもじゃないけどナニがなんだか分からないのです…。 前に、マウスでキンタツを描いてたら母に「なす?」と言われたことがあります。なす…。

私もイラストは「限界よ〜!」でやってるのですが、マンガの方はイマイチどころか…イマ50000αくらい満足してません…。 「マンガも本気で」は今の自分への最重要課題です…。 が、頑張りましょうね〜!(わたしもね…………)

わたしもちゃんと習ったことないんで、持論になっちゃうんですが けっきょくは絵がうまくなるには「たくさん描く、毎日描く、上手い人のマネをする」 なんじゃあないかなあ,と思っています。
絵の道は一日にしてならず!
描きたいものを頭んなかでイメージして、描けるようになるまで ひたすら描くのだ。

画法、技法なんてのは知識だけ在っても使え無いしねぇ。

頭の中でイメージ、ってのは大事ですよね。 絵は、例え写生にしろ一度脳で処理した映像を手で写す、ような気がしますので、 イメージを漠然とで無く捉えて居れば、手で写す作業もやり易いと思います。 昔、デッサンを習ってた時に、 デッサンとは描く技術を養うのでは無く、対象を捉える目を養うのだ、と、 教えてくださった先生が言っておられましたが、この事でしょう。

私の乏しい経験と、知識から蛇足しますと、

■失敗しても完成させる
最後まで描く、と言う事ですね。 絵はどこで筆を置くか自分で判断するしか無いのですが、 失敗等をしても、やり直しの前に完成させて置く方が良いです。 失敗したら、本番前の練習とでも思ってください。 10作の途中で止めた物より、1作の完成品の方が技術向上に貢献します。 完成させないと、筆の置き所を掴む役に立ちませんので。

■誰かに見せる。
他人に見せない絵は、だらしなくなりがちで技術向上にあまり貢献しません。 ネットに出せる今の環境は、そう言う面では恵まれてますよね。 が、見せる相手を多少選ぶのも大事だと思います。 アドバイスや欠点の指摘等を100聞くより、良い所を誉めて貰う方が良いです。 指摘や意見は、絶対的な正解は無いと思いますので、 どんな意見も参考程度にしてください。 例えば私が上手くいった「やり方」で、貴方も上手くいくとは限りません。 能力や才能、環境や目的に在ったやり方は、それぞれ違うと思うので、 固執するのも何ですが、自分で模索する方が良いと思います。 逆に、感想を伝える時などは、なるべく良い所を良いと、 好きな所を好きだと言って、誉め殺す勢いでお願いします。

この2点はメンタルな部分に響くので、お勧めです。 技術的な面では、

■消さない
多分、鉛筆等の消しゴムで消せる画材で描かれる方が多いと思いますが、 特に下書きや落書き等は、失敗しても線を消さない方が良いでしょう。 消してる暇が在ったら描いてください(笑) 消さないで何とか誤魔化してください。 大体、失敗した線は(線描と過程してますが)また失敗する事が多いです。 筆圧が関係する画材を使う場合、失敗した線の跡に引っ張られたりしますし。 消しゴム等の修正手段は、 描いた上に白(紙の色)を置く画材だと認識するべきだと、私見します。

■切らない
線をなるべく切らないで描きます。 顔の輪郭等、なるべくなら一筆で入れて行きます。 線が歪んだり、曲がったりすると思いますが、 同じように大きいストロークで何本も線を引いて修正して行くのです。 人間の目で見ると、何本も線が引いて在る場合、大抵は、 もっとも整合性の在る線を意識します。(上手に見えます) 短いストロークだと何本も引く事で汚く見えたりしますので、 なるべく線を切らないようにしてください。 線自体に勢いを付けるのにも重要な要素ですし、ネ。

■肩で描く
多関節の動物の動きは滑らかですよね? 絵の線も、関節が多い程、無理無く滑らかに描けます。 腕を固定して手首、指だけで描くと線のストロークも短くなります。 とか、言っても意識して使うってのは難しいので、 肩から肘を使って描かなければならない程に大きな絵を描くのが良いと思います。

書き過ぎですね・・・ 実を言えば、机上の空論、棚上げの極みな発言ですが、 一つの意見としてお読み頂けると幸いです。 描き方、なんてのに型を付けるのはナンセンスな気もしますし、 上にも書きましたが、あくまで参考程度にして模索してください。 絵で食って行くので無ければ、大事なのは、 描きたい時に描けるだけ描く事だと思います。 描きたい時に描ける環境とか、ネ。

モットーは楽しく!

好きなものを楽しく描いていたらうまくなっていくよ。多分。た、多分。(汗)<私だと説得力がないです(爆) PCなら最初はマウスで描いてたけど…すぐタブレット買ったから全然うまくないです(泣)かといってタブレットでもうまくかけません(笑)いつもスキャナで主線だけ写したりしてるから(セコイ) 野球選手…は最近雑誌見て描いてます。投手の人とか

描いてるのが楽しくて毎日描かないと気がすまない位だった小学生時代。 あの時、量をこなしたせいかちょっとはましになったと思う

私も初め、苦労したんだよ。一番いいのは、マウスに慣れればいいよ!たぶん。 私もまだまだだけど、下書きしてから書いたり、2倍とかしたりしてまぁ書けるようになったよ! まぁ、イライラしたり焦ったりしたらいい絵は書けないと思うから時間をとったらいいよ!

ええと。私の場合ですねえ。「絵が描けるようになる」かしら。「PCで上手く描けるようになる」かしら。

後者はひたすら「数こなして慣れよう」、と頑張りましたよ。時間かけてね。 ソボクだけどそれだけでした。

■1)まずは。「描きたいもの」で練習。■

自分がカワイイと思った絵(とか、対象)をひたすら真似てみる。テッテイ的に。 なぞる。なぞり無しで描く。気に入らない。またなぞる。繰り返し。 自分の右手がその筆運びを習得するまで。何度も何度も。カラダで覚えるまで。

■2)思い通りの方向に線が描けるようになったら■

またいろいろ描きたかったものを描いてみる。 写し無しで模写とか。妄想の世界のモノとか。 で。見直してちょっとでも気に入らなかったらもったいないけど描き直す。 ココで「これでもいっか♪」と思っちゃったらレベルはそこで上達ストップです。 それでもいいならそれはそれで構いませんよ。 1だけでもかなり上達は出来てる(ハズ)なんで。

■3)描き上がったのを鏡に映したり灯りに空(す)かしたりして反転状態でチェックする。■

お絵描きツールなら反転加工してみたりで。 ここで「なんかヘンに見えるなあ」と思ったら本当にヘンなので修正。 ちゃんと描けてれば逆にしたくらいでもイメージ狂いません。 特に左右の眼の大きさが違って見えるなんてのはホントに違ってます。 自分のラクに描ける線がヘンにクセ付いちゃうと勢いだけで満足しちゃうので そゆのは他人の目に与える印象は「(自分が)裏返し(反転)から見た印象」とほぼ同じです。 描いた人がヘンと思ったら見る人はもっとヘンに見えてます。多分。

と。超オレ流定義(笑)なんでちゃんとガッコ行って勉強された方がコレ読んで 異議をぶつけてきてくださる事あれば有り難く頂戴いたします。 コレが自分が『もっと上手くなりたい!』って願いつつ心掛けてたことです。

こう思うようになったのは小五くらいだったか。 とあるTVアニメの絵に惚れて。載ってる雑誌買って。写し紙買って。 なぞってなぞってなぞって。 (うう恥ずかしい。クリィミーマミです。20代後半のみの話題だろなぁ) 自分でコレが描けるようになればTVの時間を待たなくても彼女に逢える。

自分の右手に彼女を入れてしまいたい。そうすれば逢いたいときにいつでも逢える。

そーんな腐った(!?)欲でもって上達への道を目指したのです。 お陰様で現在のアタシの右手にはアノ人やコノ人や。 逢いたいときに逢いたい人にいつでも逢えます。 偽ですが(笑)隆さんもこん中にしっかりと(爆) あんなポーズもこんなセリフもオッケですぜ♪

・・でも「あんなポーズ」とかはまた更にカタチ取り(デッサン)を学ばなきゃなんで・・日々練習ですわ。 野球選手ナンゾのファンになっちゃって。 「走る」「投げる」のムズい動きを現在勉強中です。 やっぱスポーツの人は立ち止まってるより動いてる方が映えるしね。

まだまだアタシも勉強中の身ですよ。 有名になりたいとかでなくて。 もっと気持ちの良くなるウットリ絵が描けるようになりたくて。 ただひたすらそれだけです。

注)気持ちのイイ絵。必ずしも写真のように本物クリソツがイイとは限りませんぜ。

そゆのは簡単な練習で誰でも届くレベルです。 んんん。うまく言えないんだけど。 「味のある」つーか。 一見ヘタクソぽくても「コレ!なんかいいよね〜!」とココロくすぐっちゃうようなのがイイと思っているのです。個人的に。

だから。ともすると幼稚園児の絵でも自分的イイのはある(爆)
でもここに来てくれてるみんなのはみんな味ありすぎ(笑)大好きッス(*´◇`)ノ