水族館のイルカやクジラと仲良くなろう!
まずはイルカやクジラに好かれる時間は「午前中と夕方がオススメ!」出来る事なら開園(閉館)時間の間際がが理想なのです。

午前中ならこんなにイイ!
●イルカ・クジラ君達の検温や体調検査、朝食等が見られます。(水族館にもよります)昼間では見る事の出来ない水族館を見るチャンスです。
●「遊んでくれます!」と言うのは、午後になってしまうと「お客さん」に飽きてしまって反応しにくくなるのです。午前中はイルカ・クジラ達はやる気も充分!お客さんも少ないのでアクリル越し、又はプールサイドの「あなた」に興味津々なのです。但し体調不良の時は午前・午後変わらず反応しにくくなるのでガックシこない様に。
●空いています。(笑)イルカやクジラ達も大勢のお客さんからのストレスも無く比較的落ち着いている様ですね。ですが午前中は飼育係さんらは大忙しなので質問等は午後にしましょ〜。

「ショーの上手な見方」
時間帯

(午前)イルカ・クジラショーは毎日平均5回程度と思って頂きたい。大抵の水族館では最初のワンステージを「ウオーミングアップ」にしている様です。お客さんの入りはお昼前後に集中する訳ですし、イルカ達の調子も見たい所。気合いの入ったショーを見るならやはり「お昼前後の2本」は外せませんね。
(午後)おおよその事務処理が終わり、イルカ達もノッてきた頃。ショーとショーの合間にトレーニングを観る事が出来ます。デビュー前のイルカのトレーニングや、トレーナー対イルカのコミュニケーションの時間。殆どの水族館は「年中無休」が多く、先のトレーニングはもとよりタイミングが合えば出産シーンまでも見る事が可能な訳です。

季節
(夏)夏休みは必ず見に行こう!やはり子供達が「夏休み」だけあって体験イベントなども目白押し!日中暑くてたまらなくなったら、エアコンの効いている「ラッコ/ホッキョクグマ/ペンギン」等の飼育館に逃げ込もう!水族館で一番涼しい場所です!(笑)他の海獣類をじっくり見る良い機会ですね。
(春・秋)水族館でイルカやクジラを観るには最適な季節かも知れません。暑くもなく寒くもないこの時期に、心地よい海風を浴びながら一日中イルカやクジラを眺めていられます。但し思ったより朝夕冷えますので上着は忘れない様に心掛けましょう。
(冬)ちょっと寒いかも?ちなみに「横浜・八景島シーパラダイス/アクア・スタジアム」は全席「暖房完備」されています!全天候型と合わせると、これなら冬でもホッカホカでショーが見れますね!冷えた体を家族や恋人と寄せ合ったり、手をつなぎ合っちゃったりしながらイルカを観れば・・・ココロはもっとホッカホカですね!

お付き合い
プールやアクリルガラス越しにイルカやクジラを観て…「こっちに来てくれないかな〜」何て思った時の為に一つマル秘中のマル秘な技を公開しちゃいましょう!十中八九イルカ達が寄って来て遊んでくれます!
(写真がドアップばかりになってしまうのがタマに傷です。)
●時間帯は午前中。で、もちろん出来るだけ近くから。(でも柵から乗り出したり、プールに手入れたりしないでね〜)
●「楽しい!嬉しい!大好きだよ〜!」って思いながら、イルカやベルーガ、シャチ達の目をじっとみつめてみましょう!(彼らは目が悪いから見つめても解るかどうか…ようは気持ちの問題なのです)
●アクリルガラスなら「手の平をそっとガラスにくっ付けて」反対の手で「おいでおいで〜」をしましょう。
●ガラスや柵に触れてる指の腹で「ポンポンポン・・・」、ツメの先で「コツコツコツ・・・」と小さな音を立ててみましょう。指を滑らせて「ブルブルブル・・・」いうのが最高に良いです。
(バンバン叩かないでね〜)普段聞き慣れている「循環ポンプのモーター音」や、「お客さんが出す音」には慣れてますから、かえって不思議な音には目敏い様です。特に同じリズムの小さな音が気になる傾向にあります。※この時、大抵のイルカやシャチ達はガラスに「下顎」を着けたり、向けたりして「音を聴きに入ります」。
●イルカやクジラ達が寄って来たら・・・出来るだけ顔を近づけて彼らの目をみつめます。※注意すべきは大きく目を見開いてはいけません。彼らも驚いた時や怒ってる時は「カッ!」と目を開くのです。優しい眼で見つめてあげましょう。この時ガラスに耳を付けるとご機嫌な時や甘えたりする時の「チーチー」という声が聞こえてきます。
★イルカやクジラ達の動きが活発な時には「おじぎをしたり、体を左右に振ったり、スピンしたり」してアピールしてみましょう!物まね程度ならこなしてくれる筈。他に柱の影で「かくれんぼ」や冬場プールサイドでの「かけっこ」等は体が温まってイイですよ!(人間のほう)
※諄いようですがやってはイケナイ事の一つに
「大きな音を出さない」、彼らは人間の可聴音以上に音の聞こえが良いのです。二つ目に「前後の早い動きで驚かさない」、これは「威嚇」と同じ行動なので嫌がります。
最後に「カメラを向けない」事。最近のカメラの殆どが「フラッシュ/ストロボ内蔵」ですから、館内はもとより昼間でも発光する(日中シンクロ)事が多いのです。イルカ達もいきなり「ピカッ!」とされるのは嫌いな様でカメラを向けるだけで逃げてしまいます。昔のカメラはそんな機能付いてなかった事から、最近のイルカやクジラ達に見られる行動ですね。それでも撮影をしたいという方にはフラッシュ発光率の低い「ASA1600」位の高感度フィルムをオススメします。
※他の水槽の生き物の為にも、フラッシュ/ストロボ撮影は避けましょう!びっくりしてガラスに激突したり、水槽から飛び出したりしてしまうのです。

さてさて、ここまで読んで下さった方はおそらく「誰よりもイルカやクジラが大好き!」な方でしょう?読んでくれてどうもありがとう!きっと「朝イチは三文の得」どころか「500円」くらいは得した気分になれると思います。何はともあれ彼らと付き合う一番な心得は、動物と思わないで大好きな友達・恋人の様な?人に対する気持ちと同じように接してみる事だと思います。必ず気持ちが通じると思いますよ!

と、ここで追加。
一部の水族館(屋外)では「閉館間際もオススメ!」。これは水族館全体が静かになってて以外と大穴です!冬期だと閉館間際は陽も落ちて「イイ感じ」、この時間帯が好きな水族館関係者も多いのです。

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