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直径6センチの乳癌でも、タキソテールにAHCC併用で温存療法が可能になる

 ふつう5センチを超える大きさになっていると乳腺癌は全摘手術になる、と足立幸博医師はいう。
「ところが、AHCCをうまく使うと6センチの乳腺癌でも、乳房温存療法が可能になるのです。"ネオアジュバンド療法"といって、 抗癌剤で腫瘍をできるだけ小さくしてから手術するのです。
 理想は、術前投与で完全治癒することが一番いいのですが──。
 抗癌剤のタキソテールを外来で4、5カ月投与することで、乳腺癌を術前にまずできるだけ小さく(1〜2センチくらいまで)するのですが、 白血球の減少が起こるのでとてもつらい。そのため途中で脱落する方もかなり出ます。
 そのとき、AHCCを併用すると白血球の減少が防げますので、患者さんのQOLが非常によく保たれますし、 癌病巣の縮小もとても顕著で脱落者も少なくなります。
 こうやって術前に可能な限り腫瘍を小さくしておくことで、乳房を全摘しなくても十分に取り残しなく安全圏で乳房を残した手術ができるようになる。
 乳房を温存して腫瘍だけ取りたいというのは、すべての女性患者の願いです。 AHCCはそれを可能にしてくれる重要なアイテムのひとつになり得るでしょう。
 私はこの方法を試みた7例の乳腺癌の患者さんすべてを、乳房温存療法に持ち込むことに成功しました」
 タキソテールという抗癌剤はヨーロッパイチイの樹から発見されたものだというが、この薬とAHCCを組み合わせる方法は、 乳腺癌のほかにも胃癌や子宮癌、小細胞肺癌にも有効ではないだろうか、と足立医師はいう。
(中略)
 足立医師は大学病院時代すでに50人を超える進行性と再発の乳腺癌患者に、タキソテールとAHCCの組み合わせによる治療を試み、 80%以上の有効性を確認していた。AHCCの1日3グラム投与で白血球の減少が抑えられ、元気が出て闘病意欲も向上したのである。
 小倉病院に移ってからは、乳腺癌以外の患者も多くがAHCCを飲むようになっていた。 癌の縮小や抗癌剤の副作用の軽減だけでなく、全身状態の改善とレベルアップが顕著で、通院が快適になったり、退院が早まったりと患者にとってのメリットが思いのほか多いという。

上記は「延命と生還の名医」の本文中より抜粋

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