マリノアハウス 3年1組
ハシェックのお勉強その1     ハシェックのクジャクに対する考察
ボクの名前変更の危機       
ハシェック 誕生日の巻


  
ハシェックでーす。

私のロデム兄貴に対する反論及び
今後の課題
と実家の母へ・・・
  うーん・・・なんて知的なボクなんだろう。
  本当はちよっとお下品なところもあるんでーす。
  無駄話はこのくらいにして、本題にはいります。
  
  本当はこの家に来たくなかった。
  ボクが生まれた東京の家では毎日、お母様がこう言いました。
  「仙台にはロデムっていうあなたのお兄ちゃんがいるの、とても
  心のやさしい子だから何も心配する事はないのよ。」
  そうは言われても、たくさんの兄弟たちと別れて、
  聞いたこともない田舎の町
  【なんだってすや! 仙台スティを田舎の町だって!
  に行くのは、とても不安でした。

そしてとうとう別れの日がやってきました。
バリケンの中で必死に辛い気持ちを我慢しました。
でもやっぱりさみしくて、少し泣いてしまいました。



仙台の新しい両親は思っていたよりもとても良いご主人でした。
BUT! ”あいつ”がいた。
初めて家の中に入った僕を、じろじろと眺め回し、さらにオケツの
においを嗅いで、フフンとせせら笑ったのです。
東京育ちの青白いおぼっちゃまめという顔をして。

「許せなーい・・こんな侮辱!」

その日からボクのブリッコ作戦が始まりました。

とにかく母に対しては大きい目でじっと見つめる。
ひたすら”すりすり”をし、膝の上で甘えるなど、これらを徹底して
行いました。



その結果、母の愛情はボクに多くそそがれる事となりました。
こんなわけで”あいつ”がボクにジェラシーを感じているとしても、
それは自業自得というものなのです。


やがてボクも大きくなり体力がついてくるとともに、ロデム兄貴
に肩をならべるぐらいになりました。そうなればもう遠慮は無用。

プロレスごっこをしていると、つい本気になってしまい、悪いとは
思っているんだけれど兄貴をねじふせることも度々あります。

それも仕方ないんです。だって兄貴は
和泉のだんじり野郎」と母から言われているわりには、ケンカ
が弱いんです。

多分ボクが来たときから、母に「弟をいじめてはいけません」と
何回もしかられたためかもしれないな。
本当は心の優しい兄貴なのです。
    



ボク
が兄貴にかなわないことが2つほどあります。
それは、物品に対する飽くことのない意欲です。
とにかくボールを一日中はなしません。
もちろん寝るときもくわえたままです。
下の写真を見て下さい。いたずらをしてもボールをくわえた
ままです。



もうひとつはやる気満々なのです。
とにかく「飽きてしまった」とか「いやになった」などということが
無いのです。その点をボクは見習わなければと思っています。

幸いボクも学校に通っているので、大分、行儀作法も身に付い
たし、勉強も頑張っております。将来は訓練競技会に出ますの
で、東京の実家のお母様、楽しみにしていて下さいね。
くじゃく」おじさんと「ロデム」兄貴と3犬で元気に過ごしています。





PS.ロデム兄貴は毎日ご主人と寝ていますが
ボクはケージでないと落ち着かないんです。
やはり小さいときからのしつけ、育ちの良さが自然に
にじみ出てくるんですねー

そこで主人から一言

「あんだ なぬねぼけだごど かだってんのっしゃー
そんなごと言って、おしょすぐねーの」

(あなた、なに寝ぼけたことをいってるの
そんなこと言って、恥ずかしくないの)


おおーっとー!、忘れるとこでした。ボクの名前について
聞いて下さい。なに、聞きたくない!。そんなこと
言わずに聞いてくださいな。

チェコのナショナル・アイスホッケーチームに名ゴールキー
パーとして名をはせたドミニク・ハセクという人物がおります。
その守りの堅さを(?)見込んで名付けてもらいましたが、響
きがいまいちだったので、ハシェックと変えてもらいました。
以上参考まで。




いよいよ学校入学の日が来ました。
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