ホタル・飼育・手賀沼・釣り
水槽冷却実験

 昨年(H16)のような猛暑では水槽内の温度もかなり高くなり、トウキョウサンショウウオ等の飼育では水槽の冷却が必要となってくる。ペットショップで販売されている水槽用冷却装置の購入も考えたが、その前に現在使用しているものを利用して水槽の温度を下げることができればと思い、いくつかの実験を行なってみた。
エアーポンプの利用
1 準備
  30cm水槽(30cm×17cm×24cm))3個  エアーポンプ1台 エアー用ホース3m 温度計4本 湿度計1個 
  発泡スチロール容器1個(25cm×15cm×15cm) 保冷剤1 水9リットル
2 方法
@ 冷却用の発泡スチロール容器内にホースを通す。(内部に2m入れる。) A 発泡スチロール容器内に保冷剤を入れる。保冷剤は、冷凍庫(マイナス5℃)で凍らせたもの。

B3個の水槽みそれぞれ3リットルの水を入れる。しばらく汲み置きし、ひとつは冷却用内を通過した空気でエアレーションする。もうひとつは室内の空気でエアレーションを行い、残りは何もしない状態で温度変化を測定する。

測定項:室温  水温(3つの水槽)
     保冷容器内温度
3 結果
  平成17年5月8日 天気 曇り  湿度 57〜65%
時刻 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00
室温 ℃ 20.0 20.0 20.1 20.2 20.1 19.8 19.7 19.5 19.3 19.0 18.8 18.7 18.5
通気(冷気) ℃ 18.0 18.1 18.2 18.3 18.3 18.2 18.0 18.0 18.0 18.0 17.8 17.7 17.5
通気 18.0 18.2 18.3 18.5 18.5 18.4 18.4 18.2 18.1 18.4 18.1 18.0 18.0
通気なし 18.0 18.2 18.3 18.7 19.0 18.8 18.6 18.5 18.4 18.4 18.2 18.0 18.0
保冷BOX内 ℃ 4.2 6.3 7.1 7.0 7.0 7.3 7.5 6.5 7.0 7.0 6.8 6.2 7.4
4 考察
@ 保冷用の発泡スチロール内を通した空気でエアレーションすれば水槽の水の温度は下がるが、他と比べると温度差は1℃以内であり、大きな効果があるとはいえない。この方法では猛暑に対応できない。

A 通常のエアレーションでも若干水温が下がる。水槽内の水にエアーを通すことで蒸発を促進し、そのときの気化熱により水温を下げるはたらきがあるものと思われる。