ホタル・飼育・手賀沼・釣り
ホタルの飼育蛹〜成虫)

 平成17年6〜7月、幼虫は徐々に上陸し、土の中で蛹に姿を変えている。早い時期に上陸した幼虫は、7月初旬には成虫になるため、陸上には成虫のために水苔を置いた。

 数匹羽化したとき、成虫のようすを見るため隠れ家および産卵場所として入れた水苔を持ち上げて見ると、苔の下や苔の中に蛹がいた。水苔があると土にもぐらなくても蛹になれることがわかった。蛹は、まだ幼虫に近いもや間もなく羽化しそうなものなど、その形が様々である。
 工夫すれば、土を使わずに蛹の飼育ができるのでは・・・。
 昨年我孫子市内で捕まえたホタルの子が、無事成虫となり光を放つようになった。これで成虫から産卵〜成虫までの飼育に成功したことになる。これが確実なものになれば、我孫子市内でホタルを保存していくことが可能になると期待できる。今年は、この成虫から産卵させたものを育てていきたい。
 7月〜8月は、毎日数匹ずつ羽化し、水槽に中ではホタルの乱舞を見ることができた。