ホタル・飼育・手賀沼・釣り

手賀沼ビオトープの整備・観察1
 ビオトープでもアヤメがきれいに咲く季節となり、これまでゆっくり新芽をのぞかせていた草花も先を争って上へ、そして横へと伸び始めている。また、水路を流れる水も温かくなり、水生動物にとっても過しやすくなっているようだ。

 平成15年5月11日、 ゆっくり流れる水路の水を見ると、底まで透きとおっている。魚などの姿は見えなかったが、小さな網で水の中を探ると、生まれたばかりの小さなザリガニが捕れた。大きさは1cmくらいである。その他にもドジョウ(約5cm)やエビ(約3cm)も入ってくる。網の内側を良く見ると、かなりの数のミジンコも入っている。
 餌も豊富で、幅が50cmほどの狭い水路にはたくさんの水棲動物がいることが分かった。
 数匹を持ち帰り、成長のようすを調べてみることにした。

 1週間後の5月17日、草の伸びが気になり、水路周辺の草刈りを行った。
 沼の水には養分が多いためか、クレソンやセリも太く、そして大きく育っている。今はこれからの活動の準備段階であるが、ある程度準備が整ったらここにある植物をきちんと確認してみたいと思う。
5月11日の状態 5月17日草刈り前の状態 草刈り後の状態