ホタル・飼育・手賀沼・釣り

手賀沼ビオトープでの稲作1

 利根川の遊水地は広大な水田地帯となっています。この写真はその一部です。今年も田植えのシーズンを迎え、この水田を作っている方に苗(コシヒカリ)をいただきました。
 この苗をビオトープに植えたらどのように育つのでしょうか?

利根川遊水地の水田
 
コシヒカリの苗

平成15年5月3日、手賀沼ビオトープ手づくりゾーンの一部に水田をつくる作業を行いました。

田おこし前
 
 ビオトープは予想以上に植物が成長し、水田の予定場所にもセリやクレソンが元気に育っていました。(このとき初めてクレソンの花を見ました。)水田は手賀沼の遊歩道に近い場所に作ります。
 まずは田おこしです。スコップやクワを使って草を根から取り除きながら土を掘りかえしました。さらに土をやわらかくするために、大きなかたまりをくずす作業が必要です。土をくずしていると何やら動くものが・・・。中からドジョウが出てきました。この場所には水は入っていませんでしたから、土の中で動くものを見てはじめは大きなミミズがいるのかと思いました。
 耕した広さは、約4平方メートルです。

田おこし作業
田おこし後

 田おこしの次は、代かきです。代かきとは水田に水を入れて平らにすることです。周辺に作ってある水路の流れを変え、耕した場所へ水を流し込みました。そして残っていた根などを取り除きながら土をならしました。
 代かきが終わり、いよいよ苗の植え込みです。後退しながら苗3〜5本を土に軽く押し込むように植えていきました。田植えは初めての経験です。水の中の土はとてもやわらかく、苗が倒れてしまうのではないかと不安に感じましたが、土の中で苗を放すとしっかりと立ち、水面に真直ぐに伸びた葉が見えていました。
水田完成

 ビオトープにはたくさんの植物が棲息し、中でも「葦」、「ガマ」などの成長が速く、水田として保持することは大変ですが、今後は除草を行いながら稲の成長を記録していきたいと考えています。また、同じ苗を植えた水田の稲との違いなども確認していく予定です。
 手賀沼の水の豊富な養分を吸収しながら順調に育つことを願っています。