フィアナドールって?
フィアナさんこと、フィアナドールは、『ボトムズ』のヒロイン、フィアナをモデルに、タカラから99年4月に発売された可動ドールです。
ボディのベースは「SAJ(スーパーアクションジェニー)ダイナマイト」素体。顔は金型を新規に作成した…そうで、涼やかな目元と小さな顎がキリリと凛々しい塩山顔です。髪は、黒に近い褐色(写
真では黒に見えるかしら?)の植毛で、サラサラツヤツヤのキューティクル♪
先行発売された(発売時期は不明(^^;;))キリコドールと対にするため…だそうですが、ハッキリ言ってキリコドールの相手にはもったいないくらい美人さんです!
#と言うより、キリコドール(現行型の一つ前のGIジョーがベース)のデキがイマイチなのよね〜(^^;;)。
元がファッションドールだけあって実にナイスなプロポーションです。…と来れば、本編中では着たきりスズメだったフィアナに、思いっきりオシャレさせてあげたい!と思うのは、フィアナフリークのワタクシとしては、トーゼンのことと申せましょう(^^;;)。
幸い、人形道に詳しい方とお近づきになれたこともあって、あっというまにズルズルと茨の道へ…(^^;;)。
はまってみれば、大変楽しく奥深い世界ではありますが、お金のかかり方は、想像以上! フィアナさんをお迎えして以来、彼女に貢いだ金額を考えると目眩がします…(@o@)/ ウワサのボークスの1/8タコのキットが買える位
にはいきました。
*塩山顔:『ボトムズ』のキャラデザ&作画監督担当の塩山紀生氏の絵柄風……という意味です(^^;)。
*SAJ(スーパーアクションジェニー):
タカラの着せ替え人形、ジェニーシリーズに採用された27 cm サイズの可動ボディ。
全身18カ所の可動軸があり、女の子の玩具用としては、かなり自由なポーズが取れます。
フィアナドールのボディとなっているのは、バストの大きな「ダイナマイトボディ(DB)」と呼ばれるタイプ。
こちらは、初めから女玩用ではなく、アニメ・ゲーム等のキャラドール用として開発されたとか…。
SAJ、DB共に「ノアドローム」さんというドールドレスメーカーで「素体のみ」を購入することができます。
(http://www.noix.co.jp/ ネット上での通
販も行っているようです。)
また、東京近郊では「イエローサブマリン」新宿店、原宿キディランドなどでも直接購入できます。
SAJについては、こちらのページに詳しい解説が載っています。
(イラストレーター白虎かなめ様のHPの一部に無断でリンクを貼らせていただいています)
人形者の先輩諸氏の話では、なんでも、99年の春先辺りから「お人形ブーム」が盛り上がって来ているようで、有名模型店のボークス主催の人形イベントでは、徹夜組まで出たり…と、「模型」「フィギュア」と並び「ドール」もまた、ホビーにおける一つのジャンルとして、社会的な認知度が高まっているようです。
「模型」ジャンルにおいては不動の人気を誇る(?)『ボトムズ』ですが、ここへ来てのフィアナドール発売というのは、モデラーに続いて人形者の支持も取りこもうという戦略なのか…? なんて、考え過ぎですかね(^^ゞ。
それでも、既存のジェニーやフレンドドールにはない「アダルト」な雰囲気のフィアナさんに、『ボトムズ』をご存じない人形者の方の中にも、思わず心惹かれるものを感じられた方もいらっしゃるようで(^-^)。こちら方面
からも、また新たな『ボトムズ』人気が発展してくれればいいな…などと願う昨今です。
*ATやキリコばかりが『ボトムズ』じゃねーんだぞ〜っ!! というフィアナフリークの叫び(^^;;)。
でも、「お人形」として見ると値段が高い(普通のジェニー系ドールは2000〜3000円位
、フィアナドールは12000円前後)のがネックだな〜。ヘッドに新規金型を起こしたり、ロット数が(ジェニーになんかに比べて)少ないことを考えたら仕方がないんだけど……。
そもそも、発売から2年近く経過した現在、店頭で見かけること自体稀だし〜〜(T_T)。
数あるキャラドールの中でも「傑作」に入ると思うのにな〜〜。
2001年某日記す
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